原宿駅から歩いて数十秒のところにある、超シャレオツな猫カフェ・モカに行ってきました。
都内最高峰のシャレオツっぷりを発揮する猫カフェ・モカ。
前回は池袋西口のモカに行って堪能してきましたが、本日は若者の街、原宿におじゃましました!
2018/8/15追記:モカグループのパルボ騒動、終結
※8/15追記:原宿店は営業を再開しました。
臨時休業していたモカグループですが、検査が終わった店舗から順次、営業を再開するそうです。
事の発端は、ツイッターにて「猫たちがパルボウイルスで死んでいく」という内部からの告発と思われるツイートでした。
これを元に、BIGLOBEニュース編集部が親会社のケイアイコーポレーションに確認したところ、
わかる者がいないとのことで回答は得られなかった。
立川店にも話を聞いたところ、担当者不在とした上で、「猫は死んでいない」とネット上の情報を一部否定。
また、「このトラブルによって他の店舗が休業することはない」と答えた。
参考元:立川の猫カフェが臨時休業 ネットにはパルボウイルス感染との告発も 店に真偽を確認するも「わかる者がいない」
このように返答があったとのことです。
しかしツイッターで、内情を暴露するツイートが相次ぐことに。
実際は立川店にて5匹も亡くなり(確認が取れている頭数)、全店休業になったという流れです。
(22日時点ではあと2匹が亡くなっているようです)
その間にも、TBSテレビのビビットなどで「元社員の告白」が流れたりと一時期、話題になっていました。
…が、モカの公式発表内で「当社に取材もしないまま一方的な報道を行うテレビ局もあり、~中略~ 名誉信用毀損で提起します」ということもあり、テレビ局が問題だったとの見方を示しています。
本当にモカがテレビ局を訴えるのかはわかりませんが、ぼくの予想だとウヤムヤになって終わりそうな気がする…。
もしかしたらTBSとも話がついてる可能性もなくはなさそう?
追記:10/9のビビットでMOCHAへの謝罪があったそうです!
録画を見てビビットの猫カフェMOCHAへの謝罪を文字に起こしてみました
10月8日9時48分に放送された内容です pic.twitter.com/MQl11GKHSe— Rin (@sakuluv3333) October 8, 2018
これの謝罪内容だと、「取材に応じないかのような印象をあたえた」ことに対してのみって感じに見えますね…?
ということは、ビビットで言われていた元店員さんの告発はホントってことなのかな…?
さて、いろいろありますが、今後の予想としては「モカグループはこれからも伸び続け、もしかしたら上場もしちゃうかも?」と思っています。
考察:今後もモカグループが儲かるであろう理由
いろいろと考えているうちに、この会社の社長はかなりやり手の有能な経営者なのかな…と思うに至りました。
※ぼくはこの会社を応援しているわけではなく、あくまでも中立な立場で考察しています。
その理由をそれぞれの項目に分けて考察してみました。
儲かる理由考察その1:なにも知らない外国人観光客
モカに行ったことがある方は知っていると思いますが、外国人のお客さんが非常に多いです。
そして、今回の騒動、英語での説明はまったく見当たりません。
公式サイトの英語版ページに行っても、公式声明は日本語です。
つまり、外国人はこのことをまったく知らない可能性が高い、ということ。
※公式で英語や中国語、韓国語などの発表がありましたら、教えていただければ訂正いたします。
儲かる理由考察その2:低賃金でも働きたがる人はいくらでもいる
社員クチコミサイトで、親会社のページを見ていると年収220万円前後、という方のコメントがありました。
これが本当だとすると経営者として「経費は少なく、利益は多めに」という経営者として基本的なことを実行できているので、有能な経営者なのかもしれません。(善悪の是非は別として)
AERAの記事ではこう書かれています。
「コスト重視で違法スレスレな低賃金でスタッフを働かせていました。
アルバイトは残業代や有給がなく、各種社会保険にも入れません。
社長に気に入られない社員は、ボーナス0円ということもあります。
募集では年収例で400万円と謳っていますが、掲載時、そのような実例はありませんでした。
(解雇の)告知期間の定めを無視してクビにすることもありました」
参考:AERAdot
そんな状況でも働いている人たちは、社長のことが大好きなのかもしれません。
そう考えると、カリスマ性があるのかもしれませんね。(従業員しかわからないことですが…)
ぼくは中立な立場で考えていますが、短期間でここまで拡大した猫カフェはほかにありません。
その裏でなにがあったかは当事者しかわからないですが、結果的に大きな利益を生み出せている、つまり経営的には成功しているのです。
社長を擁護する意見もあります
ネコ好きな方々からは不評ですが、モカの社長を擁護する方もいます。
例えば、こちらの同志社大学のKenshin Takaokaさんのご意見。
猫カフェmochaの社長やたらと叩かれてるけど社長からしてみれば猫は商品でしかないし医療費も高いから病気に連れていかないのも分からなくはない。ペットとして飼ってたら病気に連れていくが、商売なら利益優先になるから割りきらないといけない部分もあるかも
— Kenshin Takaoka (@ken119snoopy) September 1, 2018
猫カフェmochaの社長やたらと叩かれてるけど社長からしてみれば猫は商品でしかないし医療費も高いから病気に連れていかないのも分からなくはない。
ペットとして飼ってたら病気に連れていくが、商売なら利益優先になるから割りきらないといけない部分もあるかも
@ken119snoopy
mochaのアルバイトにも応募されてるそうなので、ホントにmocha好きな方なのだと思います。
この方もネコ好きとのことなので、一言でネコ好きと言っても意見はいろいろなのかもしれませんね…。
儲かる理由考察その3:大衆の無関心
大半の人は、猫が亡くなってもすぐに忘れます。
それより重要なのは、「かわいい空間でねこがいて、自撮りがはかどる」ということ。
モカは非常にうまい戦略を行い、インスタやツイッターに乗せたくなるような猫カフェを作ってきました。
一般的に猫カフェに行くときに、その猫カフェがどんな営業姿勢なのかを考える人はほとんどいません。
猫がいて、いい写真が撮れれば、その裏でなにがあっても気にしない人が大半だと感じていますし、それは仕方のないこととも思います。
すでに再開初日のツイッターで「子どもとモカに行ってかわいい猫たちと遊んだ」というツイートもありましたし、これからもモカは繁盛していくんじゃないかな…。
儲かる理由考察その4:めんどうなことを嫌う役人
この件に限らず、動物愛護関係は役人がほとんどなにもしないという意見が多数見受けられます。
まぁ、役人としては、スルーしても仕事をしても、貰う給与は一緒ですからね…。
儲かる理由考察その5:モカを応援する企業
モカはしっかりと利益をだす猫カフェなので、ショッピングモールなどはぜひとも入ってもらいたい会社なはずです。
イオンや銀座マロニエゲートなど、モカを入れたがる企業は多くあります。(イオンはすでに入っています)
どの会社も利益は大切ですからね…。
9/1追記:銀座マロニエゲートは出店中止となりました。
サンリオに続き、マロニエゲートも対応を発表しました。
ネコ好きなひとの多くが「こんな事態になってるのに出店させるなんて!」って怒ってた件です。
マロニエゲートの中の人、めっちゃいろいろ大変だったんだろうな…。
大きな商業施設が、猫の命についてしっかり考えてもらえたというのは、すごく大きな意義があると思います。
ちなみにモカグループの勢いが止まるわけではなく、渋谷に2号店がオープンするとか…!?
やっぱり社長がツイッターで「笑っちゃうくらい利益がでてる」って言ってたようにかなり儲かってるのかな…すごいとしか言えません。
ぼくが他の猫カフェのオーナーに「儲かりますか?(直球)」って聞いたところ、「ぜんぜん…(真顔)」って感じだったので、猫カフェをやれば誰でも儲かるというわけではなさそうです。
「儲かりそうだから猫カフェ経営やろう!」と思っている方は、今一度考え直していただけたらと…。
10/9追記:ライブドアニュースにて、50匹が死亡していたとのニュース
週刊新潮が発表したところによると、亡くなった猫の数は合計49匹とのこと。
…。
ちょっと…多すぎてショックが大きいです。
もちろん、数が問題なわけじゃないですが、さすがに…。
モカに在籍した猫の合計は420匹前後で、そのうちの12%が亡くなってるとのことです。
さらに猫にとってストレスが多くなるような環境だったということも書かれています。
参考記事(外部サイト):ウイルス蔓延で50匹が死亡した猫カフェ「モカ」 店でライブ開催、過酷な“労働環境”指摘も
うーん。
現実としてこういったことがあっても、mochaは繁盛するでしょうね…。
猫カフェの猫がどれだけ亡くなってようと、猫カフェに行くお客さん達のほとんどはそれを気にしません。
やはり、かわいい空間にかわいい猫がいるというmochaのコンセプトは非常に強いと思います。
パルボウイルスに関して、猫カフェのはしごはやめておきましょう
mochaに限らず、猫カフェのはしごをすると、知らず知らずのうちに猫の病気を移してしまうことがあります。
猫カフェに行くときは、猫カフェのはしご(近い日に何軒も行く)のはやめておきましょう。
関東では特に今回の件があったので、mochaからのはしごをお断りしているお店もあります。
ぼくもなんていうか、やっぱり猫の命は大切だと思うんですよ…。
猫カフェをたくさん行きたい!って方の気持ちもわかりますが、猫のためにも猫カフェのはしごはやめておきましょう。
※もしこの件に関して事実と違う点がありましたら、ご関係者の方から連絡をいただければ対応させていただきます。
今回の騒動まとめ
僕自身、いままではオシャレでいい猫カフェかと思っていたので、正直、今回の件はショックです。
そして、様々な疑惑があったことに対しての公式見解はまだありません。(追記:公式のQ&Aにて、ほぼすべての疑惑は一切ないと書かれています。)
モカに行くかと言ったら…うーん、ぼくは行く理由はないかなぁ…。
インスタもしないし、猫と一緒に写る自撮りを撮りに行くというよりは猫と一緒にいたいだけだから…w
人それぞれだとは思いますけどね。
それよりも、保護猫カフェでめっちゃ人懐っこい猫たちと遊ぶほうが、自分には合ってるみたいです。
保護猫カフェの記事も書いているので、よかったらこちらも見てってください。
参考:保護猫カフェの魅力を伝えたい。【魅惑の猫カフェリスト付き】
ここから下は、ぼくがまだMoCHAはいい猫カフェだな、と思ってたときのレビューです。
この裏でなにかがあったんだとしたら、とても悲しいです。
【騒動前の】原宿の猫カフェ・モカ口コミ徹底レビュー
猫カフェモカの場所
原宿駅の表参道口を出ると、目の前にGAPという服屋さんがあります。
そのGAPの右側をちょっと歩くとすぐにモカの看板が見えてくるはず!
モカの看板の横にあるエレベーターで4階に行けば到着です。
入り口にあるこの看板、スピーカーが仕込まれているのか猫の鳴き声(なんとなく違和感がある鳴き声w)が聞こえます。
観光客の外国人が多いので、看板もちゃんとそれに合わせてCAT CAFEって書いてありますね。
エレベーターのボタンは押しても光ってるのかどうかわからず、ほんとに押せてるのか不安になりますが、待っていればちゃんとエレベーターが来ます。
猫カフェ・モカご入店~
お店に入ると、モカでは定番のスリッパ殺菌装置とアルコール消毒・リセッシュが置いてあります。
料金は10分で200円(+税)で30分以上の滞在が必須となっています。
ドリンクバーは350円(+税)で飲み放題のフリードリンクになります。
禁止事項は、
- 猫を追いかけない
- フラッシュを焚かない
- 抱っこしない
- 大声でしゃべらない
- 人の食べ物をあげない
となっていますので、ちゃんと守っていきましょう!
ドリンクバーはこんな感じ。
カルピスソーダおいしい。
あ、注意事項なのですが、猫が飲んじゃわないようにカップはちゃんと蓋をつけましょう!
カフェの店内
原宿店にもやはり、このモカツリーがあります。
真ん中でのんびりしてる猫に近づいてみると…。
このやる気のなさっぷりがたまりませんね。
遊ぶのもめんどくさぁ…って感じがかわいらしいです。
ちなみに原宿店の場合、このツリーにはあんまり猫はいません。
どこに猫たちがいるのかというと、
この天井からぶら下がったココ!
シャレオツケージですよ。
なんですかね、このお洒落空間。
しかも窓ガラスからは代々木公園が見えて、見らはらしもバッチリです。
ガラス部分がかなり大きいので、店内はかなり明るめになっています。
そしてこのシャレオツくつろぎ空間。
マジでどうやったらこんなオシャレな空間を思いつくのでしょうか。
ここはデートで来たらゼッタイ盛り上がると思います。
気になるあのコと距離を縮めたい!なんとしてでも!という意気込みがある方には、こちらの二人がけソファがおすすめです。
適度に狭く、適度に密着感があるので、いい雰囲気になること間違いなし。
目の前にはツリーと代々木公園が広がります。
ぼくが行った時は、イケメン外国人二人が猫耳つけてワクテカしてました。
ぼくのようなぼっちでも楽しめるように、漫画も完備しています。
ワンピース、ナルト、東京グール、亜人、よつばと!など有名ドコロはしっかり揃ってます。
もちろんトイレもばっちりありますので、「好きなコといると緊張でトイレが近くなる」という体質の方でも安心です。
ぼくがまぁ、そうなんですけど。
デートはトイレが大切。
ちなみにお店自体はちょっと狭めな感じでした。
ただ狭いながらもゾーン分けがされていて快適です。
ブランケットもあります。
こういう気配りって素晴らしいですよね。
その時間だけ最強になれる、おやつタイム
こちら、ごはんタイムと猫のおやつというのがあります。
ごはんタイムというのは読んで字のごとく、猫がごはんを食べる姿を見れるタイミング。
猫カフェ・モカでは、ゴハンはみんなで一列になって食べるので見てて楽しいです。
猫のおやつというのは、猫にあげるおやつを500円で買って猫たちに食べさせるシステムのこと。
これの威力は凄まじく、猫にモテない人でもめっちゃモテます。
こんな感じ。
デートで来たらマジでオススメです。
どっちかがおやつをあげつつ、もう一人がスマホで撮影してTwitterにアップすると、めっちゃリア充感を演出することができます。
店員さんの感じ
店員さんはキレイな人が多い印象でした。
さすが原宿。
ただ、対応は割りとツンツン系です。
ぼくは好きですけどね、はい。
英語も喋ってたので、外国の方でも安心。
客層も半分以上が外国人で、残りはカップルって感じです。
ちなみにこのツンツン系の店員さん、お客さんがいないところで猫に話しかけてたのを目撃して萌えました。
猫カフェ・モカの猫たち(ちょっとだけ紹介)
スコティッシュフォールドのポンタくん。
スコティッシュフォールドって折れ耳な印象ですが、立ってる猫もいます。
すごいのんびりしてた。
人に撫でられても嫌がってなかったので、割りとおおらかな性格なのかも。
ベンガル×アメリカンショートヘアのリーヴァイくん。
ベンガルは体つきががっしりしているので、運動量も多いそうです。
リーヴァイくんはほとんど寝てたけど。
ソマリのピッコロ。
ソマリのピッコロって文字がなんかかっこいい。
アビシニアンの長毛種で、ほわほわしてます。
しっぽの先が特にほわほわ。
サイベリアンのわさびちゃん。
寝起きの一枚。
すごい眠そうだった。
と思ってみてたらやっぱり寝た。
かわいい…。
原宿のカフェ・モカは猫同士の仲がよいお店だった
今日偶然そうだっただけかもですが、ほかの猫カフェよりも猫同士のスキンシップが多い印象でした。
お互いのグルーミングをしてるところを見てるとほっこりします。
料金形態・オプション
料金…10分200円+税(例:60分の滞在で1200円+税。最低30分以上の滞在が必要。)
ドリンクバー…350円+税
猫のおやつ…500円+税
猫カフェ・モカのポイント
- 店内がものすごくオシャレでデート向き。
- 客層は、外国人が多く、カップルもそこそこ多い。
- お店は少し狭め。
- 猫のストレスはそんなに溜まってなさそうだった。
- 店員さんはツンツン系だけどお客さんがいないところでは猫に話しかけてて猫好きなんだなぁとしみじみ。
- 店員さんは英語がうまい(たぶん)
- 自然光がすごい入ってくるので明るい雰囲気。
お店情報
東京都渋谷区神宮前1-14-25
クロスアベニュー原宿4階
原宿駅の表参道口のすぐちかく。
GAPという服屋さんの右隣りのビルの4階。
営業時間:10時~20時まで。(最終入店時間は19時30分)
休業日:原則的に年中無休
※中学生以上の方がご利用可能です。
お店URL:原宿猫カフェ・モカ
お店電話番号:03-6447-2665
ぼくの猫カフェランキング
いろんな猫カフェに行きまくり、猫カフェマイスター(自称)となったぼくの独断ランキングです。
友達と遊ぶときやデート、もしくは一人でいたいとき、ご家族で猫とたわむれたいときなどに参考にしてください。