一人暮らしで猫を飼って、はたしてうまくいくものだろうか…と悩んでいませんか?
結論から言えば、「愛さえあれば(あと多少のお金も)大丈夫!」です。
初期費用として1.5万円くらい、避妊治療やワクチン代として3万円くらい、月のごはんやトイレ代として5千円くらいかかっても大丈夫だったら金銭面的にはほぼ問題ありません。
あとはもしものための治療費として数万円貯めておけば安心です。
大学生でも大丈夫!一人暮らしで猫とうまくやっていくコツ・注意点
住んでいるところはペットOK?
賃貸で、もしペットNGなところで猫を飼ったとします。
「バレなきゃいっか…」で飼ったけど、大家さんにバレてしまい、退去するか猫を捨てなければいけないことに…。
そんなことになったらものすごく嫌ですよね。
あとあと困らないように、ペットOKな物件で猫を飼いましょう。
室内飼いの猫は基本外に出さないほうが良い
猫も部屋だけだと窮屈だから、たまには外にだしてやるかなんてしちゃいけません。
外の世界は、家に慣れた猫にとって危険がありすぎます。
車も危ないですし、感染症をもらってくるかもしれません。
ケンカで怪我をしてしまうかも…。
室内でずっと飼ってる猫は、特に室内だけでもストレスはたまらないので、無理に外に出す必要はありません。
猫が窓から外を見てることもあると思いますが、おそらくそれはただの暇つぶしです。
猫が隠れる場所を作ろう
猫が隠れやすい場所を作ると、猫にとってリラックスできる場所ができます。
作ると言っても特になにか工作をするわけではありません。
例えば、ベッドがあればその下は猫が隠れやすいですし、棚と壁の隙間があればそこも猫にとっては居心地の良い隠れ場所になったりもします。
猫用ベッドやクッションを買うよりも、いいごはんを買おう
猫用のベッドやクッションがなくても、猫は布団やクッション、ソファなどがあればそこでまったりくつろげます。
お金に余裕があれば買ってもいいですが、それよりも質のいいごはんを買いましょう。
猫に長生きしてもらうためには、食事がなにより大切です。
「総合栄養食」と書かれているものがおすすめです。
※安いペットフードもありますが、それは人間で言うところの、駄菓子だけを毎日食べているようなもの。たまにはよくても、毎日では体に良いわけがありません。
食事は朝と晩の2回でOK!
ぼくが飼ってたときもそうだったのですが、ごはんは朝と晩の2回でした。
朝に家を出る前に猫にごはんをあげて、帰ってきてからまたごはん、という感じです。
猫によっては、餌を置きっぱなしにしていつでも食べていいよ、という形の自由給与もあるみたいです。
キャットタワーが置けなくても、本棚など高さがある家具は置くべき
一人暮らしだと、ワンルームタイプに住む方も多いですよね。
あまりに狭すぎると猫にとってはストレスです。
なるべくストレスを解消できるように、いろんな遊び場を作ってあげましょう。
一番いいのはキャットタワーですが、本棚に登れるように家具を配置してあげるのも効果的です。
猫に壊されてもいい、いたずらされてもいいものしか置かない
猫がなにかを壊すとき、それは別に悪気があるわけじゃありません。
大切なものは猫の手がとどかないところにしまって置きましょう。
床に雑誌を置いていて、それをビリビリに破かれたとしても、猫は悪くないのです。
…と書くと、部屋がスッキリ片付いているように思えますよね。
でもぼくが飼ってた猫は、なぜか聞き分けが良すぎるほど良かったので、部屋が多少散らかっていてもいたずらされることはありませんでした。
そこらへんは猫の性格によると思います。
猫によってはゴミ箱をあさって食べちゃいけないビニールなどを食べちゃうこともあるので、蓋付きが必須だったりもします。
猫が飲む水は常にきれいに
ごはんと違って、水はつねに出しておいたほうが良いです。
綺麗さもかなり猫は気にしますので、流水とろ過フィルター付きの自動給水器がおすすめ。(ピュアクリスタルの猫用は2,500円くらいで売っています)
水はぼくの場合、水道水で普通に大丈夫でした。
近所の動物病院はかならずチェック
ワクチンを打ったりするので大丈夫だとは思いますが、ご近所のどこに動物病院があるのか、評判はどうかなどをネットでチェックしておいてください。
いざというときに慌てないですみます。
猫といるときは極力遊ぶ
昼間はずっと外にいるかたが大半だと思います。
猫は一匹で居てもそれほど寂しさを感じませんが、あなたが帰ってくるとやっぱり喜ぶものです。
一緒にいれる時間は、なるべく猫をかまってあげるようにしましょう。
できるだけ規則正しい生活を
猫は意外とガマンをしても、あなたのライフスタイルに合わせようとします。
不規則な生活をしていると、知らず知らずのうちにそれが猫にとってストレスになっていることも。
できるだけ規則正しい生活をして、決まった時間にごはんをあげるようにしましょう。
最初に買っておくべきもの一覧
- トイレ一式(しつけの問題もあるので絶対に必要です)
- 食器
- 爪とぎ
- ベッドもしくはクッション、ふわふわのタオル等
- 年齢にあったキャットフード
- 自動給水器
これらはかならず用意しておきましょう。
一人暮らしで猫を飼う時に一番必要なのは「覚悟」
結局のところ、一人暮らしでも家族といても、お金などの問題が解決していればあとはあなたの覚悟の問題です。
本当にちゃんと愛情をもって猫を飼い続けれるのか、それさえ自信をもって大丈夫と思えるかどうかが一番大切なことだと思います。