ノルウェージャンフォレストキャットのデータ
原産地 | ノルウェーで自然発生 |
祖先 | 不明 |
体型 | ロング&サブスタンシャルタイプ(とても大きいねこ) |
頭の形 | 逆三角形のキリッとした形 |
毛の長さ | 長毛種 |
鳴き声の大きさ | 普通 |
しつけ | 普通 |
体重(オス) | 3.5~6キロ |
体重(メス) | 3.5~5.5キロ |
平均寿命 | 11才~14歳前後(人間年齢にすると72才前後)平均の猫寿命(15才)より短め |
気をつける点 | かなり大きめで野性味のある猫です。狭い場所で飼ってしまうとちょっと窮屈かも |
よく見る毛の色は?
ブラック、ホワイト、シナモン、レッド、ブルー、フォーン、クリーム
よく見る毛のパターンは?
単色、タビー、シルバー&ゴールデン、スモーク&シェーデッド、パーティカラー、キャリコ&バイカラー、タビー%ホワイト
よく見る目の色は?
ブルー、ゴールド、グリーン、カッパー、オッドアイ
身体の特徴は?
顔の特徴
逆三角形でキリッとしていて、非常にイケメン。
引き締まった顔をしています。
なんとなく高貴な印象。
毛の特徴
厳しい北欧(ノルウェー)の気候を生き抜いてきただけあって、かなり密度が高いコートになっています。
身体付近は柔らかい毛、表面は長めのちょっと硬い毛に覆われています。
耳の特徴
大きめの耳が顔の両端についています。
先っぽは丸めで、耳の中にタフト(飾り毛)がついています。
足の特徴
かなりがっしりとした足がついています。
長さはふつうめ。
後ろ足が少し長くなっているのが特徴的です。
足の先は丸くなっており、タフトがついています。
胴体の特徴
大柄でがっしりとしたボディを持っています。
骨太&筋肉質なので、みっちりとした重さがあります。
胸板や腰回りが太く、まさにマッチョ体型。
しっぽの特徴
しっぽの長さはボディと同じくらいなので、ボディが大きいぶんしっぽも長く感じます。
ふさふさな毛が先端まで生えていて、結構太めな感じ。
目の特徴
目の形はアーモンド型で、大きい目をしています。
ちょっとつり目気味ですが、怖い感じはさほどしません。
ノルウェージャンフォレストキャットの一般的な性格は?
長毛で優雅な見た目ですが、かなりの遊び好き&好奇心旺盛な猫です。
野性味も残ってますので、毎日しっかりと狩猟ごっこをさせてあげましょう。
猫じゃらしは壊されたときのために、いくつかストックを持って置くと良いです。
ノルウェージャンフォレストキャットの歴史は?
北欧神話などにも登場するノルウェージャンフォレストキャット。
あまりにも大きな猫なので、雷神トールも持ち上げれなかったとか(神様なのに…)
女神フレイヤが乗っていた車を牽いていたのは、馬じゃなくてこのノルウェージャンフォレストキャットだったという話もあります。
見た目が高貴で威風堂々としている猫なので、神話に出てきても違和感がありません。
元々ノルウェーの森に住んでいた猫で、数も多かったのですが、だんだん他の種類のイエネコとの交配が進み、純血種が絶滅の危機になってしまいました。
純血種を保護するために、1930年頃から保護活動が始まったらしいのですが、第二次大戦が始まりその活動も中断することに。
1970年代になってようやくまた保護活動が再開されました。
今はしっかりと数を増やしており、絶滅の危険はなくなっています。
1979年にはアメリカへ渡り、そこから全世界で愛される猫となっていきました。
飼育のポイントは?
何と言っても好奇心旺盛&遊び好きなので、しっかり相手をしてあげましょう。
おだやかな性格ではありますが、運動量は多いので、上下運動ができる器具の設置も重要です。
キャットタワーなどは大きめのしっかりしたものを設置しましょう。
もともと寒い地域に住んでいた猫なので、暑さに弱いです。
夏の温度設定はやや低めにしておきましょう。
冬は、毛が長いぶん静電気がおきやすく注意が必要です。
静電気は毛玉の原因にもなりますので、ブラッシング剤を使って静電気を取り除きましょう。
毛の手入れは、朝夕1回ずつのブラッシングとコーミングをしてあげてください。
ノルウェージャンフォレストキャットに似ているネコは?
メインクーンがとても似ています。