ペルシャのデータ
原産地 | アフガニスタンで自然発生 |
祖先 | 不明 |
体型 | コビータイプ(全体的に短めでがっしりしたタイプ) |
頭の形 | 幅広で丸まっこい |
毛の長さ | 長毛種 |
鳴き声の大きさ | 小さい |
しつけ | しやすい |
体重(オス) | 3~5.5キロ |
体重(メス) | 3~5キロ |
平均寿命 | 15才前後(人間年齢にすると78才前後)平均の猫寿命(15才)と同じくらい |
気をつける点 | 性格がおっとりしているこが多く、騒がしい場所はちょっとニガテ |
よく見る毛の色は?
ブラック、ホワイト、チョコレート、レッド、ブルー、ライラック、クリーム。
かなり多めの色パターンがあります。
よく見る毛のパターンは?
単色、タビー、シルバー&ゴールデン、スモーク&シェーデッド、パーティカラー、キャリコ&バイカラー、タビー&ホワイト、ポインテッド。
毛のパターンも多めです。
よく見る目の色は?
サファイアブルー、ブルー、ゴールド、グリーン、カッパー、ヘーゼル、オッドアイ。
毛の色によって目の色も決まります。
オッドアイのこも意外と結構いるような感じ。
身体の特徴は?
顔の特徴
一番特徴的なのが、鼻です。
短くつぶれた感じになっていて、かなり個性的。
ブサカワにもなりやすい感じ。
(ブサカワが一番多いのは、エキゾチックショートヘアです)
目と目の間に縦に筋(くぼみ)が入っているのも特徴的。
毛の特徴
長くてふわっふわの毛です。
厚み&つやがあり、まさにぬいぐるみのよう。
その分、抜け毛対策がちょっと大変です。
首らへんには特に毛のボリュームがあります。
耳の特徴
小さくて先が丸い耳を持っています。
割と顔の端っこに離れてついてるのが特徴です。
足の特徴
結構短めの足を持っています。
筋肉質で、足の先は丸まっこい形をしています。
胴体の特徴
丸みがある中くらいの大きさのボディ。
丸みがあると言っても、太っているわけではありません。
しっぽの特徴
ボディに対して短めのしっぽです。
しっぽの先まで長くてふわっふわの毛で覆われています。
目の特徴
まんまるの目をしています。
大きなまんまるの目がこれまたぬいぐるみのよう。
いわゆるつり目っぽい猫目とは違い、かわいらしい感じです。
目の間隔は離れ気味。
ペルシャの一般的な性格は?
落ち着いた環境を好み、騒々しいところはニガテです。
高いところにもあんまり登ったりせず、床やソファ、棚などでのんびりしていることが多いです。
鳴き声も静かで、いくつになってもはしゃぎまわるという感じではありません。
ペルシャの歴史は?
ペルシャというのは地名で、今のイランを中心とした西アジアになります。
そのペルシャの商人たちがヨーロッパに持ち込んだのが始まりと言われています。
もっと古い情報になると、1684年の象形文字にもペルシャ猫っぽい猫のことが描かれているようですが、詳細は不明です。
昔から、ロングヘアの美しいペルシャ猫は貴重品、高価な商品として扱われてきました。
貴族に愛され、優雅な歴史を持つペルシャ猫。
その美しい毛並みを見れば、納得です。
飼育のポイントは?
飼育は他の猫に比べて特に難しいことはありません。
ただ、長毛種なので、毛のブラッシングはしっかりしてあげましょう。
1日に1.2回は目の細かいクシでとかし、目の荒いクシで仕上げをします。
子猫のときはさほど抜け毛はありませんが、クシに慣らすためにも小さいころからしっかりとグルーミングしてあげてください。
目やにも溜まりやすいこがいるので、濡らしたガーゼなどで優しく拭き取ってあげましょう。
そのままにしておくと病気の元になってしまうので、注意してください。
ペルシャに似ているネコは?
ヒマラヤンやエキゾチック(短毛のペルシャ)、セルカークレックスなどが良く似ています。