ターキッシュバンのデータ
原産地 | トルコで自然発生 |
祖先 | 不明 |
体型 | ロング&サブスタンシャルタイプ(長くがっしりした大型のボディタイプ。英訳そのまんま) |
頭の形 | 幅が広めで丸っこい |
毛の長さ | 長毛種 |
鳴き声の大きさ | 小さめ |
しつけ | しやすい(野性味は強め) |
体重(オス) | 4~6.5キロ |
体重(メス) | 4~5.5キロ |
平均寿命 | 14才から16才前後(人間年齢にすると80才前後)平均の猫寿命くらい。 |
気をつける点 | 野性味が強いコもおり、あまりべったり構いすぎるとストレスになることも。 |
よく見る毛の色は?
ブラック、レッド、ブルー、クリーム。
よく見る毛のパターンは?
キャリコ&バイカラー、タビー&ホワイト
よく見る目の色は?
ブルー、アンバー、オッドアイ。
身体の特徴は?
顔の特徴
横にちょっと幅広です。
頬骨は高い位置にあるのですこしキリッとして見えますが、口元は丸めです。
毛の特徴
つやっつやで手触りの良い長毛です。
まさにカシミヤやビロードのような手触り。
毛の長さは季節によって変わり、夏は短くて冬は長くなります。
耳の特徴
そこそこ大きな耳です。
耳の付け根は広めで、先端はとがりぎみ。
頭の上のほうについています。
足の特徴
すらっとした足を持っています。
モデル体型?
毛があるからあんまり長く見えないけど…。
胴体の特徴
体重がちょっと重めなぶん、大型でがっしりとした体型をしています。
胸は幅広で、人間だったら逆三角形タイプかも。
頭と肩の幅がほぼおなじです。
しっぽの特徴
しっぽは長くふっさふさ。
ボディとほぼ同じ長さになります。
もさーって感じでついつい触りたくなりますが、触りすぎると大抵怒られます。
目の特徴
目は少し大きめで普段は楕円形です。
猫の中では目と目の間隔は狭めなほう。
個体差もありますが、この写真のコはまんまるな目をしてる時も多かったです。
ターキッシュバンの一般的な性格は?
かなり賢く、頭が良い猫なのでしつけをするのはラク。
ただし狭い場所はキライなので、なるべく広い部屋で自由を確保してあげるのが良いです。
おとなしめではありますが、運動は好きなのでおもちゃで遊んであげると喜びます。
仲間を作ることが割と好きなので、ほかの猫との多頭飼いもOK。
ターキッシュバンの歴史は?
1955年に、トルコを旅していたイギリス人が発見し、つがいを持ち帰って育てたのが最初と言われています。
ターキッシュバン自体は昔からトルコの山岳地帯に生息していました。
なぜかずっとむかしから泳ぎが得意です。
見た目は、頭と尻尾だけに色がついているので非常にわかりやすいです。
飼育のポイントは?
育つタイミングが長く、完全に成熟するまでに3年から5年かかります。
普通の猫は1年なので、かなり長めですね。
水を怖がらないので、お風呂に入っている時にドアが開いたままだとそのまま湯船にダイブしてくるので注意しましょう。
ちなみに私が飼ってた雑種は、お風呂のへりの部分をうろうろ歩いてるのが趣味でしたが、湯船に落ちそうになるとめちゃくちゃパニックになります笑
普通の猫はこんな感じで水やお湯を怖がるのに、ターキッシュバンだけはなぜか大丈夫なんですよね…。
トイレにもじゃっぽんしちゃう可能性があるので、トイレのフタはかならず閉めましょう。
水槽がある家は特に要注意。
気がついたら魚をぜんぶ外に出しちゃってた、しかも水槽でなぜかターキッシュバンが泳いでるなんてこともあり得ます。
野性味が割と残っているので、束縛はダメです。
いい男も束縛しすぎると逃げられますよね?
それと一緒です。
山岳地帯に住んでいたこともあり、運動量はかなり多めなので、キャットタワーは用意してあげましょう。
身体は大きめなので、キャットタワーは倒れないようにしっかり固定することが大切です。
オッドアイのコは、聴覚障害を持っている場合もありますので、早めに獣医さんに確認してみてください。
普通の目のターキッシュバンは、むかーしからいる猫なので、遺伝子系の病気は少なく、身体は丈夫です。
※ターキッシュバンは基本的に水が好きですが、なかにはキライなコもいます。人間でも水泳が得意な人とかなずちがいるのと一緒ですね。
ターキッシュバンに似ているネコは?
名前はターキッシュアンゴラという猫が似ていますが、見た目はまったく似ていません。