結論から書きますと、猫にお風呂は必要ありません!
とくに短毛種の場合はまったく必要なく、ぼくもお風呂に入れたことはありません。
長毛種の場合は毛が長い分、汚れやすいので半年に1回程度入れてあげても良いです。
とはいえ、長毛種の場合も毎日のブラッシングをしっかりしていれば、特にお風呂にいれてあげる必要はありません。
ほとんどの猫にとってはストレスなだけですしね。
それでも猫をお風呂に入れたいんだ!
汚れがヒドいからお風呂にいれないと…。
という場合のために、正しいお風呂のいれかたを書いていきます。
猫にとって負担の少ないお風呂の入れかた
準備するもの
猫用シャンプー
人用のものは使わないで、猫用のものを使用してください。
弱酸性がおすすめ。
ドライヤー
ドライヤーはなるべく静かなものにしましょう。
猫は音に敏感なため、うるさいドライヤーはそれだけでストレスになります。
タオル
猫は長い拘束を嫌がります。
タオルは吸水性の優れたものを使い、ササッとすばやく拭いてあげましょう。
エリザベスカラー(暴れてしまう場合)
暴れて噛むことがある猫にはエリザベスカラーがあると便利です…が、そもそもそこまで嫌がれたら無理にお風呂には入れないほうがいいかも。
シャワーの温度は36度から38度に
シャワーはなるべく猫の体にくっつけて、シャワー音が小さくなるようにします。
最初は背中からおしりにかけてお湯をかけていくようにしましょう。
顔は洗う必要はありません。
ちょっと猫も慣れてきたなーと思ったらそのままおなかもお湯をかけましょう。
もしシャワーの音で嫌がる場合は、手桶でかける方法もあります。
シャンプーの使い方
お湯で猫の体をだいたい濡らせたら、軽く水分をとって、シャンプー液を背中にかけます。
指でやさしくマッサージするような感じで泡立てましょう。
洗う順番は、背中→お腹→前足と後ろ足→しっぽやおしりです。
すすぎ
すすぎはしっかりとやりましょう。
シャンプーが残ってしまうといいことはありません。
最悪、皮膚病になったりもします。
タオルですばやく拭き取る
すすぎが終わったら水気をなるべくとって、タオルで包みましょう。
猫の体を冷やさないようにするのがポイントです。
包み込むようにして優しく水分をとってください。
そのときにお湯であっためたホットタオルで、顔周りを優しく拭いて下さい。
ドライヤーはすばやく
ドライヤーでしっかりすばやく毛の根本から乾かしましょう。
ドライヤーを当てている位置に自分の指も置いておくと、猫にとって熱すぎないかの目安になります。
ここまで終われば、無事ねこのお風呂が完了となります。
そもそもなんで猫はお風呂がキライなの?
猫の毛は油分が少なく、さらさらでもふもふしていますよね。
油分が少ないということは、水分を弾かないということなので、水を嫌がると言われています。
例外として、トルコのターキッシュバンは毛に油分が多めで、水を嫌がらないそうですが、一般的な猫はだいたい嫌がります。
うちの猫も水はキライなくせに、ぼくがお風呂に入っているとお風呂のふちまで来て遊びますが、絶対にお風呂には入りません笑
猫をお風呂にいれるときは、どうしても汚れがすごい場合などのみにしましょう。