キャットフードって、普段何気なくスーパーで買ってたりしませんか?
ぼくも猫を飼った時に、学生だったこともあってスーパーで安いものを買ったりしてしまっていました…。
でも、本当はそれじゃいけないんですよね。
キャットフードの良し悪しは、猫の一生を左右するんです。
というか、猫だけじゃなく人間も含む生物すべては、何を食べるかで健康度合いがめちゃくちゃ替わってきます。
ビールばかり飲んで糖分ガンガンとっている人は糖尿病になりやすいのと一緒です。
猫だって栄養バランスの悪いものを食べてたら、病気にだってなりやすいですし、長生きだってできなくなっちゃいます。
じゃぁいったいどんなキャットフードがいいのか、実際に検証してみなければと思い、比較テストをしてみました。
あなたの大切な猫にとって良い参考になればさいわいです。
猫にとって最良のキャットフードを見つけるために
ところで、マクドナルドを毎日ずっと食べ続けるとどうなるか知ってますか?
食事の重要性を語るために、まずは人間がファストフードを食べ続けたらどうなるのか、というところから話したいと思います。
激安キャットフードは人間でいうファストフードみたいなものだと思うので、猫で実験するよりまずは人で実験してみましょう笑
「スーパーサイズミー」という映画をご存知ですか?
これは、30日間ずっとマクドナルドを食べ続けたらいったい人はどうなってしまうのか、というドキュメンタリー映画です。
※興味がある方はAmazonでレンタルすることもできます。
なんという身体を張った映画…。
ここで主人公は、あるルールを決めます。
- 一日に3回マクドナルドの商品を食べる
- マクドナルドのメニューの全てを一度は食べる
- メニューに無いものを買わない
- 「スーパーサイズ」にするか聞かれたら、必ず「スーパーサイズ」にする(海外限定のデカいサイズ)
さてこのルールで果たして主人公はどうなってしまったのか…。
ネタバレを書いちゃますと、
- 2日目でさっそく吐く。
- 5日目で体重が5キロ増え、うつ状態になる。マクドナルドのメニューを食べないとやだるさや頭痛を覚えるようになる。(中毒症状)
- 10日頃、性欲が減退する。
- 20日頃、動悸が早くなる。医者に聞いたところ、肝臓が脂肪肝という病気になりかけていると診断される。
- 30日たった時には、体重は11キロ増加、コレステロール値も上昇、体脂肪率は11%から18%になり、心臓病の危険性も2倍になった。
という感じに。
…これはかなりヤバいですよね。
たった1ヶ月ですらこんなことになってしまうんです。
もし、猫に品質が悪いキャットフードを何年も食べさせてたら、ここまではひどくないにしろなんらかの悪影響がでてもおかしくはありません。
しかも猫は食事を自分で選べません。
イエネコの場合、あなたがあげる食事しか食べられないのです。
猫にとっていい食事ってなに?
キャットフードは大きくわけて、「総合栄養食」「一般食」「栄養補完食」「副食」などになります。
毎日あげて良いのは「総合栄養食」です。
これだと、フードとお水だけで栄養がバランス良くとれます。
一般食は、そこそこいいけど栄養価がイマイチなもの。
栄養補完食は、サプリメント的なものと言われています。
ちなみに副食は人間でいうおやつみたいなものです。
猫大好きチャオチュールみたいなものですね。
原材料に含まれてないほうが良いもの
次に注意するべきは、原材料です。
パッケージの裏側にかかれているので注意してみてみましょう。
例えば、
- 副産物
- 小麦グルテン
- 濃縮米タンパク
- 人工着色料
- 香料
- 保存料
- 化学調味料、化学薬品
- チキンエキス、ささみエキスなどのエキス系
などが多く入っているものはやめたほうが良いです。
マグロ味と書いてあるのにマグロが入ってない!?
具体名は出しませんが、キャットフードの商品名はいい加減なものも多くあります。
まぐろ味と書いてあるのに、主原料は肉類や副産物、ちょこっとまぐろエキスが入ってる程度、なんてものもあります。
あとはパッケージだけ豪華そうなのに、原材料は穀類(とうもろこし)がメインなんていうものもあります。
主原料が穀類なものは果たしていいのか
キャットフードのかさましをするために、主原料が安い穀類(とうもろこしやコーングルテンミールなど)というものも多くあります。
猫は肉食なので、穀類ばかり食べさせるのは良くありません。
その理由としては、
- 消化が悪い
- 炭水化物(糖質)を多く摂取しやすい
という感じです。
消化が悪いものばかりを食べていると、腸内環境は悪くなりやすいです。
糖質が多いと肥満の原因にもなります。
人間もそうですが、猫も糖尿病になってしまいます。
もちろん穀類にもいい面はあり、食物繊維が豊富だったりもするんですが、原材料のメインにしちゃうのはよくありません。
人間と違い、猫は肉食動物です。
そのため猫はほとんど炭水化物を必要としません。
猫に必要なのは、水と良質なタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルです。
キャットフードの成分表示で一番わかりやすいのはタンパク質です。
原材料を見て人でも食べれるようなお肉やお魚を使っていて、タンパク質が40%くらいあれば良いドライキャットフードだと思います。
原産国に注意!猫の大量死があった中国産ペットフードの毒入り事件
中国から輸入した小麦グルテンなどのキャットフード原材料に、メラミンという毒物が混入していた事件がありました。
この事件で病気になってしまったペットは、犬が517件、猫が941件の報告があったそうです。
しかもこの小麦グルテンを使用していたメーカーは中国だけでなく、ロイヤルカナンやナチュラルバランスなどの有名メーカーもあったそうです。
うーん、おそろしい…。
原産国が日本でも要注意
原産国が日本となっていれば安心かというとそうでもありません。
中国の材料を使ってさらに別な国で製造したものでも、最終的に日本でなんらかの加工をすれば日本産という表記ができちゃいます。
日本の規制はかなり甘いので、こんなことができちゃうんですね…。
逆に海外でしっかり管理されたブランドのものを買ったほうが良いです。
危険なキャットフードの見分け方
とにかく安いものは気をつけたほうが良いです。
人間の食事だって安いファストフードばっかり食べてると、危ないわけですし、安かろう悪かろうはダメです。
安いキャットフードの特徴として、原材料が安上がりな穀類が主原料になっています。
ようやく本題!おすすめのキャットフード
イギリスのプレミアムキャットフード「ジャガー」
結局のところ、日本のよりも海外のプレミアムキャットフードになりました。
というキャットフードです。
これのいいところは、
- 人間も食べれる品質。
- 動物性のタンパク質が80%(穀物だったりエキスでごまかしてない)
- 穀物はそもそも入っていない。
- 鮮度にこだわるあまり、袋のチャックはなんとマジックテープ式。
というところ。
まさにキャットフードとして最の高です。
唯一の難点は、まぁ普通のキャットフードよりもお高いということですね…。
お値段4000円です。
高いですよね~。
…が。
冷静に考えてみると、1日あたり100円ちょっとの計算になります。
1日の食費がペットボトル1本くらいならぜんぜん高くない気がします。
人間でいうところの高級&栄養価バッチリなごはんが1日たったの100円ちょっとです。
1日100円ちょっとの食費で、猫が健康で長生きしてくれる可能性が増えるんだったら全然アリだと僕は思います。
ワガママな猫にはモグニャンキャットフード
ウチの猫はワガママで、ごはんを残したり食べてくれない時がある…という場合はこのプレミアムキャットフード『モグニャン』
がオススメです。
こちらのいいところは
- 白身魚の美味しそうな匂いがする。(香料不使用。すべて素材の香り)
- 穀物はもちろん不使用。
- 赤ちゃんからシニアまで対応。
- 白身魚がメインで、ほかにリンゴ、かぼちゃ、クランベリー、さつまいも、サーモンオイル、セイヨウタンポポなど栄養価がバッチリ。
- 人工添加物を使用してない。
ジャガーが肉と魚の混合で、モグニャンはお魚好きな猫にピッタリという感じです。
こちらもお値段が約4000円ですが、1日計算だと100円ちょっとなので、決して高いとは思いません。
ぜひ、一度食べさせてみてください~!
ちなみにどちらのキャットフードも、頼んでから3日ほどで到着しましたよ!