猫がかわいいから飼ってみたい…!と思っていませんか?
ぼくも猫を飼っていますが、もう毎日楽しくて、癒やされる毎日です。
とはいえ、最初はどこで猫をもらってくればいいのか、どういう部屋にすれば猫にとって快適なのか、保険や避妊などわからないことだらけですよね。
猫と幸せに暮らすための知っておくべきことをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
猫を飼いたいときの7のこと
1.猫はどこでもらう?
里親を募集している猫カフェ
ぼくが一番オススメなのが、里親を募集している猫カフェです。
いわゆる、譲渡型猫カフェというやつですね。
東京近郊だと、えこねこ、猫カフェれおんグループや、東京キャットガーディアンなどがあります。
メリットは、猫をもらうのに生体としてお金がかからない、もらう前に猫カフェで相性をみることができるという点です。
普通の猫カフェでも、猫を購入できるところもありますので、猫カフェでまったりと猫と遊んでみて、相性がよかったら購入というのもアリだと思います。
猫カフェで育てられた猫はトイレのしつけがされているので、初めて猫を飼う方にはいいと思います。
里親募集掲示板などで探す
インターネットの里親募集掲示板などで猫を探す手もありますが、個人間同士なのでトラブルもなくはないようです。
詐欺っぽいことをする人もいるらしいので、あまりおすすめはできません。
動物病院で聞く
動物病院の掲示板に「里親募集!」というお知らせが貼られることがあります。
狙い目は、春と秋の出産シーズンです。
ただ動物病院なので、もともと動物を飼ってない場合は行く機会がないのが難点ですね…。
保健所でもらう
各自治体の保健所には毎日たくさんの猫が持ち込まれます。
そのまま処分されてしまう前に猫を引き取ることが可能なので、そうすることで猫を救うことができます。
ペットショップで買う
どうしても純血種が欲しい!という場合は、ペットショップで買うという方法もあります。
ただし猫によっては非常に高価です。
20万円くらいから40万円くらいすることも。
ちなみに純血種は、雑種に較べて病気なりやすく、種によってなりやすい病気もあります。
野良猫を拾ってくる
野良猫に餌をあげたらなんか家までついてきてしまった…これは飼うしか…!ということもなくはありません。
野良猫を飼うときに注意したいのは、パッと見は元気そうでも病気になっていることがあります。
寄生虫やダニなどの問題もありますので、キャリーに入れてなるべく早めに動物病院で見てもらいましょう。
2.どんな猫を飼いたい?
猫と一言で言っても、さまざまな種類の猫がいます。
性格、見た目、クセなど猫によってそれぞれ。
どんな猫を飼いたいのか、しっかりと決めておくことが大切です。
めんどくさがりな人には短毛種がオススメ
部屋がすぐ汚くなってしまったり、料理を作るのがイヤで外食ばかり…というめんどくさがりさんには、短毛種がオススメです。
短毛種というのは、毛が比較的短い種類のこと。
逆に毛が長い種類を長毛種といいます。
長毛種は毎日、毛のブラッシングをしてあげなければいけません。
短毛種も毛が生え変わる春と秋は毎日したほうがいいですが、通常は週に1回程度で大丈夫です。
メスとオスだとどっちがおっとりしてる?
猫の性格は一匹一匹それぞれですが、大体の傾向として、メスは落ち着いていてオスは活発という感じです。
ぼくが飼ってる猫はメスですが、言われてみれば落ち着いているような、でも甘えん坊なようななので、猫によってかなり違ってくるかも。
体格で言うと、オスのほうが大きくなり、メスのほうがしなやかな体つきになります。
長毛種と短毛種でも性格って違うの?
実は長毛種のほうが一般的におっとりしていて、おとなしいと言われています。
これもあくまで一般論なので、長毛種のメインクーンなのにめちゃくちゃ走り回っている…なんてコもいます。
猫によって鳴き声の大きさって違う?
実は猫の種類によって鳴き声の大きさは違います。
例えばペルシャという種類は鳴き声が小さいですが、ベンガルという種類は鳴き声が大きいです。
ほかにも、
アメリカンショートヘア…鳴き声は普通
スコティッシュフォールド…鳴き声は普通
シャム…鳴き声は大きい
ノルウェージャンフォレストキャット…鳴き声は普通
ヒマラヤン…鳴き声は小さい
ブリティッシュショートヘア…鳴き声は小さい
マンチカン…鳴き声は普通
メインクーン…鳴き声は普通
ラグドール…鳴き声は普通
ロシアンブルー…鳴き声は小さい
という感じになっています。
猫の顔と体型もさまざま
全体的にまんまるでどっしりしている猫。
筋肉質で野性的な猫。
しなやかな体つきでバランスがいい猫。
ほっそりしたスリム体型の猫。
猫の種類によって体型はかなり違ってきます。
顔はもう同じ種類同士でも結構違うので、写真だけ見て決めるのではなく、絶対に会ってみて決めましょう。
3.猫のお迎えグッズを用意しよう
猫を家に迎える前に、グッズは全部そろえておくようにしましょう。
食器
猫がカリカリを食べるお皿は雑菌が繁殖しづらい陶器やステンレスがおすすめです。
子猫を迎える場合は、小さいお皿にしてあげましょう。
お水を入れておくお皿も忘れずに!
トイレ
トイレに入れる砂は、もともと猫がいたところで使っていた砂をもらって入れておくと、素直に猫もここがトイレか!と認識してくれます。
…たまにのんびりな猫は気が付かないこともありますが、辛抱強くトイレを教えてあげましょう。
爪とぎ
爪とぎはダンボールや木製などいろいろあり、猫によってお気に入りが違います。
とりあえずダンボール製のものを買ってみて様子をみてみましょう。
最初から同じ種類のを大量に買ってしまうと、猫がその爪とぎを気に入らなかったときにゴミと変わってしまうので注意。
猫ベッド
猫ベッドもあると、猫が落ち着ける場所としてくつろいでくれる…かも。
猫ベッドが入ってたダンボール箱もかならずとっておきましょう。
猫によってはそっちのダンボール箱のほうが好きになるというあるあるです。
キャリーバッグ
猫を安全に移動するために必要なキャリーバッグ。
うちの猫はキャリーバッグがキライで、入るまでに20分くらい追いかけっこしてから入れてます。
キャリーに入ったらおとなしくなるんですけど、それまでが大変なんですよね…。
4.猫がきた!!初日の過ごし方
猫を初めてお迎えする日は、できれば午前中に迎えましょう。
午前中に猫がきて、しばらく家探検、疲れてゴハンタイム、トイレ、寝る、というのが一番猫にとって負担が軽くなるスケジュールです。
家はなるべく静かな状態にしてあげましょう。
テレビもなるべく消し、猫にとって怖くない環境だと理解してもらってください。
キャリーに入れて猫を部屋に入れたら、キャリーの扉を開けてそのままにします。
そのうち猫が自分からひょこっと出てきて、周りを探検しはじめます。
もし可能な場合は、もともと猫が居た場所にあったモノ(タオルなど)を置いておくと、猫はさらに安心してくれます。
ゴハンを食べて、そわそわしだしたら、トイレの場所を教えてあげましょう。
トイレの砂は、もともと使っていた砂となるべく同じものが良いです。
うちの場合は、とくにわからなかったので適当な猫砂にしちゃいましたが、問題はありませんでした。
5.猫の食事について
猫と人では取るべき食事が違います。
人間は雑食ですが、猫は完全な肉食なので、人と同じものを食べさせてはいけません。
猫に必要な栄養を備えているキャットフード「総合栄養食」と書いてあるものをあげましょう。
一般職や副食、おやつ(間食)というのもありますが、それでは栄養が偏ってしまいますのでよくありません。
総合栄養食でかつ、年齢にあった「子猫用」「成猫用」「高齢猫用」を選んであげるようにしましょう。
ちなみに生まれたばかりの子猫の場合は、ミルクのみから離乳食、子猫用ごはんという感じになります。
生後3週間まで…ミルクのみ
生後8週間まで…離乳食
生後9週目くらい…子猫用ごはん
というのが目安です。
6.水のあげ方
猫の祖先はもともと砂漠にいたので、そんなに多くの水を飲みません。
とはいうものの、それなりに多く水を飲ませたほうが尿石症などになりずらくなります。
水をたくさん飲ませる方法
猫にたくさん水を飲んでもらうためには、
・水をいろんな場所に置く。
・一度沸騰させてカルキ臭を抜いた水を使う
・循環式の給水器(水が流れてるピュアクリスタルなど)を使う
という方法があります。
猫にあげる水ですが、ミネラルウォーターはやめておきましょう。
人にとってはよくても、猫にとっても良いというわけではないからです。
7.猫にとって快適な部屋作り
猫にとって快適な部屋のポイントは、
- キャットタワーなど、運動できるスペースがある。
- 部屋にゴミが散乱していない。
- 観葉植物などがない。(猫にとって食べると毒なものもあります)
- 電源コードなどが危なくない状態になっている。
- 猫が飲み込みそうな小さいものが落ちていない。
- エアコンがついている。
- 猫がくつろいでくれそうな日陰になる部分がある。
- トイレはいつも清潔で場所が動いていない。
主にこのような感じになります。
うちに来た当初は、ベッドの下に隠れてプルプル震えていたので、猫にとって狭くて静かな場所があるのは大切です。
これらをしっかりと準備していれば、きっと猫も満足してくれますよー!