毎晩、理由はわからないけど、猫が鳴いてて、寝不足になってしまう…とお悩みではありませんか?
猫が夜に鳴く理由は様々です。
特に年齢が高い猫の場合は、要注意。
猫がなぜ夜泣きをしているのか、その原因を探っていきましょう。
ねこの年齢別、夜泣きの原因
7才までの猫の場合
まだ若い猫の場合、一番の原因が「遊んでor寂しいから構って!」です。
二番目が「お腹すいた」
もともと飼い主が夜型の生活をしていて、急に朝方になったときも、「え、なんで夜に寝ちゃうの?かまってよ!」って感じで鳴くこともあります。
そもそも猫は夜行性なので、夜に活発になると言われています。
ウチで飼ってた猫は夜にグーグー寝てましたけどね笑
若い猫の場合は、特に病気が原因で夜泣きをするという可能性はかなり低めです。
それよりも、「猫にとって居心地が良いか」というのが重要になってきます。
夜泣きの対処方法
とにかく猫にとって、「リラックスできるか」が重要です。
猫がリラックスできてさえいれば、夜はしっかり寝てくれるはず。
ちなみに避妊手術をした後などにも不安で鳴く場合もあります。
逆に去勢手術や避妊手術をしないでいると、発情期などに夜泣きが酷くなります。
猫がリラックスできてるかどうかのチェックリスト
- 部屋が寒すぎない?→部屋のエアコンを調整しましょう。
- トイレはきれいになってる?→トイレはお昼くらいに掃除をしましょう。
- 前まで夜型の生活をしてなかった?→朝方のライフスタイルを定着させるまでのガマンです。
- 寝る前にたくさん遊んであげた?→遊び足りないと「もっとかまってー!」って鳴かれてしまいます。
- 猫が寝るスペースが汚くなってない?→ベッドが汚いと安心して眠れません。
- ごはんはちゃんとあげた?→人間もお腹が空くと夜に起きちゃいますよね。
ぼくの経験上、ライフスタイルが変わらなければ、そんなに夜泣きをされることもありませんでした。
その代わり、朝に寝坊をしているとめちゃくちゃ鳴いて起こしてきます。
普段の朝ごはんの時間までは待ってあげるけど、それ以上寝てたら許さない!って感じなんですかね…。
寂しがり屋の猫の場合は、寝るときに一緒に寝てあげるだけでも結構効果があります。
うちのこも、家に来た時は小さい体でブルブルずっと震えてたなぁ…。
いつもの時間にごはんを食べなくなった場合
普段食べている時間帯に猫が急にごはんを食べなくなっちゃった…ということもあります。
そのくせ夜になると「おなかすいたー!」と夜鳴きをして、コイツ夕方は食べなかったくせにっ…となります笑
そういうときは、夕方のごはんをちょっと工夫して、猫の食欲を刺激してあげましょう。
例えば、
- 食器を変えてみる。
- ごはんを置く位置を変えてみる。
- ごはんを温めてみる。
- それでもだめならごはんを変えてみる。
などをすると、今まで通りちゃんとごはんを食べてくれるようになります。
もしそれでもごはんを食べてくれない場合は、なにか病気かもしれませんので、動物病院で診察してもらったほうが安心ですね。
7才以降の猫の場合
老猫の場合は、先程の理由に加えて、病気の可能性も考えなければいけません。
特に13才を超えた猫は要注意。
脳腫瘍や高血圧、認知症などの危険性もあります。
一定の間隔で大きな声で鳴いたり、一点を凝視しながら鳴いたときは、早めに病院に連れて行ってあげてください。
夜泣きの対処方法
夜鳴きをしている時間をメモって、スマホのボイスレコーダーなどで鳴き声を録音しておくと、動物病院で診察してもらうときに使えます。
この鳴き方は大丈夫かな、と思ったらすぐに録音しておいてください。
甘えて鳴いているだけならいいのですが、猫が苦しがって鳴いていたりするのでしたら早めに対処してあげたいですよね。
夜鳴き対策でやってはいけないこと
夜鳴きをしたときにしてはいけないことは、「夜鳴きに対応してしまう」ことです。
猫にとってみれば、鳴いてれば構ってもらえると思ってしまいますので、夜鳴きが治るどころかひどくなってしまうことも。
夜鳴きの原因を究明するのはもちろん大切ですが、夜鳴きそのものに毎回反応してもダメなのです。
先程書いた猫がリラックスできているかどうかのチェックリストをまずは実施してみてください。
リラックスできる環境で昼間に遊び疲れていれば、自然と夜鳴きもなくなってくるはずです!