【実食！】ロイヤルカナン・プロテインエクシジェントの徹底レビュー！

日本では非常に有名なロイヤルカナンシリーズ。

その中でもタンパク質を多く含むのがこちらのプロテインエクシジェントです。

ロイカナに限らず、ある程度のプレミアムキャットフードは大抵、高タンパクだったりもします。

38～40％くらいが多いかな…ちなみにこちらのプロテインエクシジェントは39％なのでまぁまぁいい感じ。

ただ、原材料がこの価格帯のカリカリとしてはちょっと他のキャットフードと差があるな…という気もしています。

せっかくなので、猫たちの食いつき動画検証と同価格帯の食材比較もしてみたいと思います。

さっそくレビューにいってみましょ～！

【実食！】ロイヤルカナン・プロテインエクシジェントの徹底レビュー！

まずは実際の食べっぷりを動画でチェック！

動画ダイジェスト

プロテインというのは、要するにタンパク質のこと。

人間も筋トレを本格的にやってる人は、プロテインの粉を水や牛乳などに混ぜてよく飲んでいます。

ぼくもジムで少し鍛えているので、プロテインに関しては結構な種類を試しましたｗ

猫は肉食動物なので、タンパク質があるものが大好きです。

自然界でタンパク質が豊富なものというと、魚類、肉類がそれに当てはまります。

キャットフードでいいものになると、食材に魚や肉がちゃんと本物が使われるようになるので、必然的にタンパク質が多く含まれるようになります。

※安いキャットフードは穀類（とうもろこしとか）にフィッシュパウダーや、人が食べない部位の肉や内蔵などを使ってそれっぽい味わいにしています。

人間は筋肉つけたい人しか気にしませんが、猫たちは本能でタンパク質豊富なものは好きなはず…。

袋はハサミを使わないと開かないのでちょっとめんどくさいです。

そしてチャックがついてないので、保管も密閉容器に入れなくてはいけません。

このカリカリと同じ価格帯のキャットフードは、ほとんどがグレインフリー（穀類不使用）です。

どうせなら穀類は使わないほうがいいと思うので、そこはちょっと負けてるかも…。

メインの食材は鶏と七面鳥なので、悪くないチョイスですね。

魚の味よりお肉の味が好きな猫に良さそう。

今回は２匹の猫達に試食をしてもらいました。

床にお皿をおいた途端に１匹が食べにきます。

なかなか良い感じの食べっぷり！

悪くなさそうですね。

さすが高いだけありますｗ

しかし、もう一匹いる猫はまったく来ようともしません。

普段の撮影はごはんを食べたあとに試食をしてもらってるんですが、今回はごはん前の状態です。

お腹が減ってるはずなのに来ないとは…。

袋を開けたときにも感じたのですが、匂いが実はあまり強くありませんでした。

猫は基本的に、ごはんの匂いに敏感です。

安いキャットフードは合成した強い香料で猫たちにアピールしますが、高いキャットフードは基本的に素材の匂いを活かしています。

素材の味を活かすためには、やはり穀類が入ってる分、匂いが薄くなって不利なのかも…。

結局、最初に食べてたコがどちらのお皿も食べることになりました。

高タンパクなフードは基本的にどの猫も好きなはず…ですが、今回はちょっと好みが別れちゃったみたい。

100ｇあたりの価格は、ぼくが買ったのでいうと277円ほどでした。

ほかのプレミアムキャットフードとほぼ同じかちょっと高いくらいの価格になります。

1日あたり130円程度なので、高いと言っても大したことはありません。

ただ、この価格帯のキャットフードは本気で食材にいいものを使っています。

というわけで、せっかくなのでほかのフードとも原材料を比べてみましょう！

ほかのプレミアムキャットフードとの原材料比較

例として、同じような価格帯のジャガーキャットフードと比べてみます。

主な原材料の比較はこうなりました。

ロイヤルカナン　プロテインエクシジェント	ジャガー
肉類（鶏、七面鳥）	骨抜きチキン生肉
とうもろこし	鴨（かも）生肉
植物性分離タンパク	乾燥チキン
小麦	乾燥鴨肉
動物性脂肪	生サーモン
コーングルテン	生マス
加水分解タンパク	じゃがいも
ビートパルプ	卵
植物性繊維	さつまいも
酵母エキス	えんどう豆

入ってるものが多い順になっています。

プロテインエクシジェントは、穀類であるとうもろこしや小麦、コーングルテンなどが入っていますね。

ジャガーのほうはチキンやサーモン、マスなどの食材がメインとなっています。

本来猫が食べるものとしては、ジャガーのほうが優秀っぽい印象を受ける感じがしました。

【総合評価】ロイヤルカナン・プロテインエクシジェント

ぼくの総合評価はこんな感じ。

悪くはないんですが、価格を考えるともっとおすすめのものがあるかな…というところ。

袋にチャックがないのも気になりました。

一般的な価格の目安

400ｇで1150円でした。

100ｇあたり287円ほどになります。

プレミアムキャットフードは大体100ｇあたり230円ほどからなので、かなりお高いカリカリです。

１日あたり猫の体重にもよりますが、食費は130円ほどという計算になってきますね。

激安キャットフードは１日あたり60円程度のものもありますが、見た目は同じでも使ってる食材がまったく違うのでぼくはあまりおすすめしていません。

【硬さ・大きさ・厚みの実測】

粒はこんな感じ。

プレミアム価格帯はこのように無着色が基本です。

安いキャットフードほど飼い主へのアピールとして着色されている傾向があります。

キャットフードの長さは8.6mmと少し小さめ。

厚みは6.06mmと少し太めです。

サイコロをちょっと潰した感じですね。

割と小さいので、噛まないで飲み込む癖がある猫には要注意。

硬さは93HAと平均的でした。

【カロリーは高い？】

100ｇあたり391キロカロリーと少し高めです。

あげすぎると太りやすいので量には気をつけましょう。

【安全性は高め？】

ぼくが買ったものはフランスで作られていました。

フランスは日本などのアジアよりもペットへの配慮がしっかりしてるので、国産よりも安心です。

ただ今後は韓国にも工場ができたため、そちらで製造されたものが出回ることもありえます。

生産国はかならずパッケージに書かれいるので、気になる方はチェックしてみましょう。

【成分・原材料】

成分	割合
たんぱく質	39％以上
脂質	13%以上
粗繊維	4.1％以下
灰分	9.6％以下
水分	6.5％以下
食物繊維	9.4％以上
ビタミンE	500ｍｇ以上
炭水化物の推測値	27.8%前後

タンパク質が多い以外は、普通の総合栄養食とあまり違いはありません。

ロイヤルカナンは食物繊維の割合をきっちり書いてくれてるのがいいところです。

食物繊維が少なすぎると便秘になる要因になりえるので、ほかのキャットフードも書いてほしいのになぁ…。

原材料

肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、植物性分離タンパク、小麦、動物性脂肪、コーングルテン、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、植物性繊維、酵母および酵母エキス、大豆油、ルリチシャ油、アミノ酸類(タウリン)、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、P、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、B2、パントテン酸カルシウム、B1、B6、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

ロイヤルカナン・プロテインエクシジェントのいいところ：タンパク質が豊富

プロテインエクシジェントのいいところは、高タンパクの一言につきます。

タンパク質が豊富なので、好きな猫は多いはず。

ただこの価格帯はほとんどが高タンパク質なので、差別化はあまりないかも…。

ごはんをあげる目安

体重	1日の給与量
3キロ	43ｇ
4キロ	53ｇ
5キロ	62ｇ
6キロ	71ｇ

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【まとめ】ロイヤルカナン・プロテインエクシジェントは高タンパクだが…

高価格帯であるロイヤルカナンのプロテインエクシジェント。

高タンパクが特徴ですが、残念なことに穀類がわりと入っています。

そのためか匂いも少し弱く感じられました。

ロイヤルカナンブランドが好きな人は試す価値ありですが、ほかの同価格帯のキャットフードも試してほしいところです。

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