猫島として有名な、愛媛県の青島。
ぼくは東京住みなので、ちょっと旅行がてら撮影に行ってきました。
が!
肝心の青島に渡るフェリーが欠航して、青島に渡ることができないという事態に…!
青空が広がっていてほぼ無風に感じられた状態でも、欠航となってしまい、正直、渡航の難易度はすごく高い島だと思います。
さらに本州には超大型台風の19号が接近してることもあって、早めに帰らなければいけない事態になってなくなく諦めたのでした。
たぶん、青島に行こうとしてみんなが思うことは唯一つ。
「フェリーの1便が欠航とわかったあと、2便までどうやって時間をつぶすか?」
これです。
もしくは「青島渡れなかったから別なところで猫とである場所はないかな?」ですね。
電車が1時間に1本しかなく、さらに都心の松山市駅から途方もなく離れているために、時間をつぶす場所を考えておかないとかなり時間の無駄になってしまいます。
結論としては、
- 時間つぶしをするなら、3駅離れた下灘で景色を眺める
- もしくは諦めて松山市駅近くの保護猫カフェで猫と遊びまくる
の2つがおすすめです。
実際に青島に渡るのがどれだけ難易度が高いことなのか、まるっとレビューしていこうと思います!
【猫島】愛媛県の青島に行けなかったときの最高な対処法
愛媛県の青島への行き方
青島へ行くフェリーが発着する港の最寄り駅は「伊予長浜駅」です。
伊予長浜駅は、一番近い駅の中ではそこそこ栄えてる松山駅から電車で1時間15分かかります。
遠い!
フェリーは7時20分に欠航するかどうかが分かり、その時までにはフェリー乗り場についていないと定員オーバーで乗れない場合があるので、なるべくその時間には着きたいところ…。
時間を逆算すると、松山駅を6:02発の電車に乗れば、伊予長浜駅には7:17につくことができるので、早起きは必須です。
伊予長浜駅に近い伊予大洲駅の近くにホテルをとっていれば、伊予大洲駅を6:48発の電車に乗ると伊予長浜駅には7:15に着くことができます。
ぼくは伊予大洲駅にホテルを取りました。(これのメリットとデメリットも下で書きます)
青島に行くフェリーの便は1日2便だけ!(実質的に1便のときもある)
青島に行くフェリーの時刻表は、
便 | 出港時間 |
1便 | 8時(7時20分から受け入れ開始) |
2便 | 14時30分(13時30分から受け入れ開始) |
この2便だけになります。
そしてそれぞれ受け入れ時間にならないと欠航なのか行けるのかわかりません。
帰りの便は、16時15分発のフェリー1択となります。
そのため、行きの1便と2便の人数は、帰りの16時15分発のフェリーに乗るだけの人数しか乗船できないのです。
そしてその定員はわずか32名だけ!
もし1便で32名のお客がいたとしたら、その日の2便は欠航となります。
ぼくが行った平日は1便を待ってるお客さんが2人しかいなかったので、満員になる感じはありませんでした。
ただ、連休など観光客が多いときは満員になるときもあるとのこと。
ちなみに1便で行った場合、猫島(青島)には8時間近く滞在することになります。
島には観光施設はほとんどないため、本当にネコ好きじゃないと8時間は厳しいかも…。
2便だと逆に滞在時間は1時間ちょいしかないので、それはそれで少ない感じもします。
猫島(青島)へいく船は欠航が当たり前!?
ぼくが行ったときは、空は晴れていて波も穏やか、風もなしだったのですが、船長さんいわく「青島のほうが風が強いので欠航」とのことでした。
これは予測するのは素人にはほぼ不可能です。
欠航するかどうかは現地に行かないとわからないのでとりあえず行くしかない
運行情報はTwitterやFacebookなどではわからないので、実際に現地に行くしかありません。
これは…青島に住んでる人はものすごく大変そうです。
あおしまフェリーが欠航になる条件
船が欠航になる条件は、
- 青島近海の波が1m以上
- なんらかの注意報がでてる場合
波の高さは一応、気象庁の南予(なんよ)地域を見ればそれなりにわかります。
ただ、ぼくが行ったときはこのサイトで見ても波の高さは1メートルだったので、それでも欠航するときがあるということに注意しましょう。
あくまでも目安です。
猫島に行くときのコーデと持っていくもの
猫島は売店がほとんどなく、必要なものは持っていくしかありません。
あとゴミを出さないようにコンパクトにまとめる必要もあります。
猫島に行くときのコーデ
- 夏は日射病にならないように、雨傘と兼用の日傘があると便利
- 香水などの匂いの強いものは猫が嫌う可能性あり!無臭がおすすめ
- 意外と寒くなったりするので、長袖もあると便利
猫島に行くときに持っていくもの
- 軽食と飲み物
- ウェットティッシュ
- モバイルバッテリー
- ねこじゃらし
餌は基本的にあげちゃダメっぽい(推奨もされてない)ので、持っていかないほうがいいかも。
特に住民の方々は、観光客が来ても恩恵があるわけでもないので、騒ぎすぎないように気をつけましょう。
猫島(青島)に行くときの宿泊は、オータか民宿漁亭、やかたがおすすめ
猫島に行くときは、3.4泊する覚悟で行ったほうが良いです。
となると大事なのは、泊まるトコロですよね。
伊予長浜駅・・・民宿漁亭
伊予大洲駅・・・ホテルオータ、ビジネスホテルやかた
だいたいこの3択になると思います。
ぼくはホテルオータに宿泊しました。
そこそこキレイなホテルだったので悪くなかったかな…。
ただ、夜中に謎の機械音(ブーーーーン)というデカイ音で目が覚めたのは困りものでしたがw
たしか一泊5500円(素泊まり)だったと思います。
フェリーが欠航すると、やることがなにもなくなる問題
フェリー乗り場に行って、欠航のプレートを見た瞬間にやることがまったくなくなってしまいます。
どうしよう…と途方にくれる人も多いはず。
ぼくのおすすめは「下灘駅で海をぼんやり観る」か、「松島市駅で保護猫カフェに行く」の2つです。
伊予長浜駅周辺はマジでなにもないんですよ…。
一応商店街はあるんですけど、観光客向けというよりは地元の方向けかな…。
フェリーが欠航したときの最善の楽しみ方その1:下灘駅で海を観る
伊予長浜駅から15分ほどの下灘駅は、撮影の名所として有名です。
ぼくもせっかくなので行ってみました。
たしかに景色はめちゃめちゃいいので、一見の価値はあるかも。
ただ、ぼーっとすることが嫌いな方はすぐに飽きちゃう場所でもあります。
電車も1時間に1本しかないので、のんびりするのが好きな人にだけオススメという感じ。
観光客もちらほらいましたが、みんな車で来ていました。
伊予長浜駅から下灘駅に行く電車の車窓もなかなかに旅情感たっぷりでいいんですけどね…。
のんびり予讃線で海を眺めるたびも悪くありません。
フェリーが欠航したときの最善の楽しみ方その2:松山市で保護猫に癒やされる
青島に行けなかったときは、いさぎよく諦めるのも一つの手です。
さいわいにして、松山市駅の近くにはいい保護猫カフェがありました。
それがこちら、ねこちゃるです。
お店の雰囲気も良かったし、猫も人懐っこくてひざの上にすぐに乗ってきてくれました。
猫島には行けなくても、猫との触れ合いはしっかりとできます。
今回は台風が迫ってなければあと何日か粘ったんですけど、どのみち予報をみると波の高さは1.5Mくらいになるようでした。
1.5Mでは確実に欠航になります。
ダメそうなときはスパッと諦めて、松山市でほご猫たちと遊ぶのもまた良い思い出になりますよ!