保護猫って懐かなさそうで飼ってもなぁ…なんて悩まれているならその心配はご無用です。
もちろん、猫にも個性というか人格(ニャン格?)がありますので、相性が合わず結果的に懐かれなかったということはもちろんあります。
とはいうものの、保護猫カフェなど管理がしっかりしているところから譲ってもらう場合、必ずトライアル期間(お試し期間)というものがあります。
このトライアル期間で、あなたと保護猫の相性がどうかをしっかり見極めてから飼うことができるので、とても安心な制度なのです。
そもそも保護猫カフェにいる猫たちは、結構甘えんぼうなこが多くて、懐かないってことはそれほどない感じです。
猫によっては、トライアル期間中になつくように少し知識を持ってたほうが有利になることもありますので、今回はどうやったら猫と仲良く暮らせるのかを書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
猫を懐かせる11の方法
猫の逃げ場所を用意してあげる
猫にとって、心落ち着ける場所があるということは、心に余裕ができるということです。
逃げ場のないところにいたらストレスが溜まってしまいますし、あなたと仲良くなる以前に猫にとって居心地のいい空間ですらありません。
猫が逃げれる場所、例えばベッドの下や家具の隙間、高い家具の上など、猫がここなら安全、と思ってもらえるような場所をあらかじめ用意しておきましょう。
猫を構わない
男性が女性のモテる時のセオリーとして、「好き好きアピールしすぎてくっつきすぎると逆に相手は離れていく法則」というものがあります。
女性の方は心当たり…ありませんか?
もちろんこれが当てはまらないときもありますが、モテない人というのは往々にしてこの状態にハマっている場合が多いのです。
猫にとっても同様で、あまりにも構いすぎると「こいつウザいニャ!」ってなっちゃうんです。
猫と同じ空間に長くいるのは大切ですが、猫をかまったりせず、何気ない感じで生活してみましょう。
猫のほうからこちらに寄ってきてくれるまでそっとしておくのは非常に大切なことです。
素早く動かない
猫は素早く動く人にものすごく警戒します。
人間だって、話してる相手がいきなりカサカサと四つん這いで素早く動きだしたらとりあえず逃げますよね。
できるだけ猫を驚かさないように、ゆ~っくり動くとよいのです~。
静かな環境にする
猫は人よりも耳が良く、物音にも敏感です。
ゆっくり休んでもらえるように、なるべく静かな環境にしてあげましょう。
とはいえ、テレビとかをそれほど気にしたりするわけでもないので、できるだけ静かな環境を心がける、という感じで良いと思います。
おやつをあげる
誰しもおいしいおやつをくれる人はいい人かもな?って思っちゃいますよね。
おいしいものは強いのです。
ただしあげすぎてしまって太らせないように注意してください。
ご利用は計画的に。
焦らない
もともと人間が嫌いだったり、イヤな思いをしていたり、疑り深い猫はそうそう簡単に懐いてくれないことがあります。
そういう場合でも焦ってはいけません。
のんびりゆったり過ごしていれば、そのうち猫のほうからあなたに寄ってくるときがきます。(ほとんどの場合)
焦ってしまったせいでその機会を逃してしまっては元も子もありません。
猫を凝視しない
猫は大して仲良くない生物に見つめられると、ケンカを売ってるのか、と思ってしまいます。
猫同士の世界では、見つめ合うということは戦う意思表示でもあるんですね。
なので、見つめ続けないで、ゆっくりまばたきをするようにしてみましょう。
ゆっくりしたまばたきというのは、友好の意思表示…なんだそうです。
逆に人間に慣れた猫がじーっとあなたを見つめてきた場合は、友好的な場合、もしくはごはんが欲しい場合などです。
香水をつけない
猫は匂いにも敏感です。
一説によれば、猫は人間の数万倍もの鋭い嗅覚を持っているとのこと。
オシャレでつけている香水は、猫にとってはとんでもなくクサいものかもしれません。
ルームフレグランスなども猫にとっては強すぎる匂いなので、やめておいたほうが無難です。
ルームフレグランスに使用されているオイルは猫にとって有毒な場合もあり、そういった意味でも危険です。
撫でる場所に気をつける
猫にとって撫でられて気持ちの良い場所というのはある程度決まっています。
例えば、あごや首、背中、方、顔、耳の後ろ、しっぽの付け根などは喜ぶ猫が多いです。
逆に、肉球やお腹はよっぽど仲が良くないとダメです。
そして撫でるタイミングにも気をつけましょう。
ご飯を食べているときや遊んでいるときなど、猫が別なことに集中しているときに撫でてはいけません。
猫にあなたの匂いを覚えてもらう
猫は匂いで相手を判断したりもします。
懐かれないときは、まずあなたの匂いを覚えてもらうことからはじめましょう。
人差し指を猫の鼻先にそーっと出すと、スンスンと匂いを嗅ぐと思います。
気を許しているときは、そのまま指を舐めたりしてくれますが、気を許してないときはそのまま興味なさそうにどっかに行ったりします。
根気よく猫にあなたの匂いを覚えてもらうようにしましょう。
おもちゃは猫が近づいてきたら使う
おもちゃを使うときは、猫があなたに近づいてきたときがチャンスです。
猫がのんびり寝たいときや、ご飯が食べたいときにおもちゃで遊ぼうとしても、猫にとっては邪魔なだけです。
遊びたいな~という気持ちに猫がなったときに、ここぞとばかりに遊んであげましょう。
どうしても懐かない猫もいる
どうがんばっても懐かない猫も中にはいます。
猫にしてみても、気が合わない生物と一緒に暮らしてストレスが溜まるのもきっとイヤですよね。
その場合は諦めて、他の猫と暮す道を選ぶことも一つの手だと思います。
そうは言っても、ほとんどの場合は懐いてくれると思いますので、気長にがんばってみましょう!