猫同士の相性が悪いと、喧嘩をしてしまうことがあります。
とはいえ、たいていの場合はじゃれ合ってるだけで、どちらも手加減をして遊んでいるだけなので問題ではありません。
ただしガッツリ本気で喧嘩をしていたら要注意です。
相性がかなり悪い可能性があるので、同じ部屋で暮らすとどちらの猫のストレスも高くなり、病気になりやすくもなってしまいます。
猫の喧嘩にはどんなものがあるのか、そしてどうすればいいのかをみていきましょう!
猫の喧嘩の解決法
ほとんどの場合は、見てるだけでOK
家猫の場合、新しく入ってきた猫に対してじゃれつくことはよくあることです。
お互いを知って関係作りをするためのステップでもあるので、途中で止めてしまうのはよくありません。
これがノラネコ同士の場合は、テリトリー争いなどでガチ喧嘩になることもありますが、家猫の場合はそこまでになることはあまりないと思います。
そんなに長く続かず、すぐに終わることがほとんどですので、見守っててあげましょう。
もしガッツリ喧嘩をしてしまい、さらにそれが続くような場合は相性が悪い可能性が高いです。
その時は無理に一緒に飼おうとせず、別々の部屋で飼うなど、猫が快適に過ごせるように努力するようにしましょう。
でもやっぱりケガをするのが心配…
たとえじゃれあっていたとしても、ちょっとした拍子で傷つけてしまうこともあります。
そういったトラブルを少なくするためにも、ツメはしっかり短くしておきましょう。
子猫は特に、ツメを引っ込めることができないので爪切りは必須です。
※ツメを切るときは絶対に血管を切らないようにしてください。血管から少し離れた位置でカットするようにしましょう。
猫ってそもそも喧嘩が好き?
猫はそもそも喧嘩は好きではありません。
というか野生動物の場合、傷一つから病気になってしまったりすることもあるので、縄張りや繁殖などの特別な理由がない限り、極力争いを避けるのが普通です。
ただ、猫同士でじゃれあうことは日常茶飯事なので、よく知らない人から見たら、喧嘩しているようにみえてしまうかもしれません。
猫が喧嘩をしないためにできること
先住猫、つまり元から居た猫と、新しく来た猫が喧嘩をしてしまう、ということを避けるためにはどうすればいいでしょうか?
飼い主としてできることがいくつかあります。
出会いは慎重に
いきなり新しい猫を連れてきて、同じ部屋に入れてしまうと先住猫も新しい猫もびっくりしてします。
なるべく猫を驚かせないように、ケージに入れてつれてきて、しばらくはその中で過ごしてもらうというようにしたり、別の部屋で過ごさせたりすると良いです。
先住猫に愛情を
最初から住んでた猫にしてみれば、いきなり自分の縄張りに知らんヤツが入ってくるわけですから、ストレスが溜まることだってあります。
例えば、もし自分が住んでいる部屋に、まったく知らないおっさんが住み始めたらイヤですよね?
…おっさんじゃなくて魅力的な異性だった場合は、まぁ、いいかもですけども。
※おっさんをdisってるわけではございません。
なので、そのストレスを軽減させるためにも、先住猫にはゴハンを優先的にあげたり、遊ぶのも優先的にしたりすることはいいことだと思います。
先住猫をスネさせないようにしましょう。
猫が隠れる場所を作ってあげよう
これは喧嘩対策だけではなく、猫の住みやすさ対策でもあります。
もともと猫は穴倉などの狭いところに身を隠す習性があり、若干窮屈なところが好きだったりします。
これとかまさにそうですよね笑
さらにこういった四方が壁になっているところはさらに猫が落ち着ける場所となります。
こういうアイテムを用意してあげることで、猫たちのプライバシーも守られ、喧嘩になっても逃げ込める場所としても活用できます。
大きさはあまり大きいものを用意せず、猫にぴったりのサイズを選んであげて下さい。
トイレは猫の頭数以上を設置しよう
トイレが1つしかなかったりするのも、トラブルのもとです。
粗相をしやすくもなるので、かならずトイレは頭数以上を設置しましょう。
よく言われているのが、猫の数+1個のトイレがあれば完璧という説です。
ぼくとしては、猫が2匹いたら2つトイレがあればいいかなーという感じです。
その代わり、こまめにトイレはキレイにしてあげましょう。
あんまりトイレが多すぎると、トイレの掃除が結構めんどくさいです。
もちろん2匹飼っていても、トイレが1つで全然問題ない場合もありますが、実際1つで本当に問題がないのかはやってみないとわかりません。
できれば頭数分用意することをおすすめします。
成猫のオス同士、老猫と子猫の組み合わせは良くない
先住猫が成猫(大人な猫)のオスで、新しく入った猫も成猫のオスだった場合、縄張り的な意味であまり相性がよくありません。
猫の性格によっても違いますが、一般的にあまりオススメできない組み合わせです。
老猫(お年寄り猫)と子猫の組み合わせもよくありません。
老猫はゆっくりしたいのに、子猫は遊びたいさかりなのでドタバタしています。
老猫にとってはかなりのストレスになってしまうので、こちらもまたオススメしづらい組み合わせです。
最初の2週間くらいはなるべく目を離さずに
新しい猫が来てから2週間くらいはなるべく目を離さないようにしてあげましょう。
だいたい2週間くらいで猫同士の相性が良いのかどうかがわかってきます。
里親募集している猫カフェでもトライアル期間はだいたい2週間くらいのところが多いようです。
例:ネコリパブリック