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獣医学者が考える 猫を幸せにする15の秘訣

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「外に出してはいけない。室内飼いの猫を幸せにする15の方法」というのをオーストラリアの獣医学者、Dr.Andrea Harvey(アンドレア・ハーベイ)氏とDr.Richard Malik(リチャード・マリク)氏が発表しました。

せっかくなので、それを元にぼくの意見も加えつつ紹介していきます。

ただ、なるほど~!という部分もあれば、ちょっと疑問な部分もいくつかあるのでそれらも合わせて書いていきます。

参考元:Don’t let them out: 15 ways to keep your indoor cat happy

獣医学者が考える猫を幸せにする15の秘訣

キャットフードの選び方

前提条件:猫を室内で飼うのは実は最善の策である

そもそもの問題として、「室内で飼われている猫は幸せなのか?」というのがあります。

寿命という観点で考えると、明らかに外飼いの猫は早死にする傾向があります。

ねこ先生

補足として、日本の調査によると外に出る猫は室内飼いの猫に比べて、平均2.34歳も寿命が短いと言われているわ

一番の大きなリスクは、どこの国でもやっぱり交通事故。

特に危険性を知らない若い猫は、車に轢かれてしまうことが多いです。

猫に交通ルールを守ってなんて言えるわけもないですもんね。

さらに外の世界には、猫を捕食する動物もいます。

例えば毒蛇、オオトカゲ、狐、ディンゴなど…(オーストラリアだから)。

さらに屋外はダニも天敵。

そして外敵は他の生物だけではなく、別な猫もまた脅威となります。

猫のオスは縄張り意識も強く、猫同士でケンカをします。

喧嘩をする猫は一時的に猫免疫不全ウイルスに感染していますが、これは他のウイルスや細菌の病原体と一緒に、ケンカ中に血液を移動して感染する可能性があります。

さらに毒エサを食べたネズミを食べて、猫が毒の影響を受けることもある。

ゆりや車の不凍液など猫にとって有毒なものも多く、油断できません。

そういった点から、室内のほうが猫にとっては安全です。

しかし、室内だから猫は幸せとは言い切れません。

猫の幸せは、飼い主が環境や猫のやりたいことのニーズを満たすために正しい努力する必要をしてこそですよね。

というわけで、猫を幸せにする15のポイントを見ていきましょう!

1.猫用のテレビを見せてあげる

テレビに映る鳥や魚を追いかける猫は結構います。

youtubeにはそういった猫たちを楽しませるための動画が多くあるので、ぜひそういった動画を活用しましょう。

例えばこれ!

こういった猫の本能を刺激する動画を見せてあげれば、きっと目を輝かせてみてくれるはず。

2.トイレは最低2つ!清潔感を保つ

猫1匹につき1つのトイレ、そしてさらにもう1つ(1匹だったら2つ、2匹だったら3つ)が良いとされています。

結構、猫用のトイレって1つで済ませちゃう方も多いんじゃないでしょうか?

でも実際は1匹でも2つあるほうが猫にとっては良いようです。

2つのトイレを家の静かな場所を2箇所選んで設置しましょう。

猫砂は、ベントナイト(粘土鉱物)がベスト(公園の砂場のような細かい粒)と書かれています。

ただこれがちょっと疑問な点でもあります。

ベントナイトはおしっこで固まるから便利なんですが、弱点は肉球にはさまることで、間違って食べてしまうこと。

ベンナイトを食べてしまうとあまり体には良くないため、猫がベンナイトを癖で食べちゃうことがないように飼い主が気をつけなくてはなりません。

一般的に良い猫砂は「粒は細かめ」「匂いは無臭」「固まりが良い」ものとされています。

素材についても紙や木材と比べて鉱物が猫に好まれやすいという結果もあるので、たしかにベンナイトを進める理由もわかります。

そして忘れがちなことですが、トイレは最低でも1日に2回は汚れた砂を取り替えましょう。

そして週に1回はトイレの容器を掃除してください。

さらに月に1回はトイレを丸洗いしてあげると完璧です。

豆知識:あなたの猫が好きなトイレの見極め方

猫によってトイレの形状、砂の種類に好き嫌いがあります。

猫がトイレに不満があるときのしぐさは、

  • トイレの縁に乗って用を足す
  • 用を足す前に砂を全然描かない

など。

これらの行動が見られたときは、トイレそのものや砂の種類、トイレの設置場所などをかえてみましょう。

3.楽しみながらごはんを食べれるパズルフィーダー

ごはんをわざと少し食べづらい容器にいれることで、猫本来の狩猟本能をくすぐるアイテムがパズルフィーダーです。

タイプは大きくわけて2種類。

可動型・・・容器の中にごはんを入れて、猫が猫パンチをするとその容器からごはんが出てくる。

Amazonのリンク:PetSafe(ペットセーフ) ファンキティー エッグササイザー

不動型・・・食べづらい形の容器にごはんをおいて、猫が前足でちょいちょいするとごはんが取れる。

Amazonのリンク:アウトワード・ハウンド (Outward Hound) ファン&スロウフィーダーボウル

パズルフィーダーのデメリット

なんといってもごはんが散らかります。

猫が食べそこねたごはんは虫やダニが食べてしまうので、すぐに掃除する必要があるのがめんどくささの極み。

床に落ちたごはんを食べることになるので、かなりきれいな床にしてないとちょっとキビシイかな…。

そしてパズルフィーダーは複雑な形をしてることも多く、洗うのが難しいです。

さらに猫といえば…そう、彼らは気まぐれ。

いきなり飽きるのです。

猫に飽きられたパズルフィーダーは邪魔でしかありません。

パズルフィーダーは、猫にとって良い刺激になり得ますが、その分、飼い主の大変さは増すことを覚悟しましょう。

注意:いきなり普段の食器をパズルフィーダーに変えても猫がドン引きして食べてくれないことがあります

いままで普通にごはんをらくらく食べてたのに、いきなりよくわからん容器でごはんを出されたら、猫は「なんやこれ…」と引いてしまって食べてくれないことがあります。

最初はパズルフィーダーの中におやつを入れて試してみるのも良い方法です。

4.猫のおもちゃはいろいろ試そう

これは全人類が知ってることですが、猫はおもちゃで遊ぶのが好きです。

それも一人で遊ぶのよりもあなたと遊ぶほうが好きです。

猫用のボールや猫じゃらしなどを使って毎日遊んであげましょう。

仕事で忙しいときも、失恋したときも、酔っ払いすぎたときも、猫には関係ありません。

遊ぶのです。

猫に遊ばれるのです。

そうすれば、きっとあなたには幸福が訪れるでしょう…。

5.猫と遊ぶ時間をかならず1日に何回か必ずとる

人間は外に出ていろんな相手と会いますが、猫が会う人間は、基本的にあなたと家族だけです。

室内猫から見た世界にいる主な生き物は、でかい猫(だと思われてるあなた)だけかも知れません。

しっかり毎日、愛情をもってかまってあげましょう。

猫だって、孤独は寂しいです。

6.猫は爪を研ぐのが好き

これも室町時代くらいには常識になってたと思いますが、猫は登ったり飛んだりするのが好きで、爪を研ぐのも好きです。

室内でこれらの活動を行う場所を提供する必要が飼い主にはあります。

爪とぎの種類は大まかに4種類です。

  • 定番のダンボール
  • 研ぎクズの出にくい麻(あさ)
  • 耐久性がある天然木材
  • 変わったところでカーペット素材

正直、猫によって好みがまったくわかれるところなのでいろいろ試してみるしかありません。

いい爪とぎの条件は「大きくて安定感があること」です。

とくに縦型の爪とぎ器は、安いものだとしっかり床に固定されずグラグラ動いてすごく使いづらくなるので注意しましょう。

床置き型だとダンボールとか定番ですが、あれも接地面が適当な作りだとすべっちゃって爪が研ぎづらいものがあります。

7.猫が好きな空間を作る

人間は横の動きがメインですが、猫は縦方向の動き(ジャンプなど)も大好きです。

そのため、高いところにまで登れるようなキャットタワーや冷蔵庫などの上に登れるようなはしごをつけるのは効果的です。

キャットタワーって柱部分で爪とぎできるようになってるのも多いんですけど、なぜかあんまり猫が使ってくれなかったりしますよね…笑

Amazonリンク:キャットタワー

8.猫が隠れ家が好き

猫は室内にいても、複数の安全な場所や隠れ家が大好きです。

せまっこい場所に入って得意げになってたりしますよね。

猫がわかりづらいところでくつろいでたら、そこに柔らかい毛布をセットしてあげましょう。

猫ちぐらなんかも良いアイディアです。(だいたい買ってくると猫ちぐらが入ってたダンボールのほうをお気に入りにしちゃうのはお約束)

Amazonリンク:猫ちぐら

9.猫は暖かい場所が好き

猫は犬や人間に比べて体温が高く、暖かい場所を求める傾向があります。

日向ぼっこしやすいスペースを確保したり、猫用のホットカーペットを設置しましょう。

冬場に猫用のホットカーペットを敷くと、一日の大半をそこで過ごすようになるので運動不足に注意です。

10.グルーミングブラシはいろいろ試そう

いろんなグルーミングブラシを試してみて、猫のお気に入りを探しましょう。

マッサージは人間も猫も大好き。

被毛にも良いし、毛玉の抑制にもなります。

11.たまには硬めの生肉を使ったウェットフードをあげる

生肉は噛む必要があり、歯茎をマッサージし、猫に所有感を与えます。

…と参考記事には書いてありましたが、生肉をあげる危険性は高いのでぼくはおすすめしません。

市販の生肉製品の中には驚くほどの細菌と寄生虫が見つかり、ペットと飼い主の双方への潜在的な健康リスクをもたらすことが判明してます。(海外の研究)

そもそも生肉をベースとした食生活(以下、RMBD)のほうが健康的であることを示す証拠が何もないことです。と英国獣医師会のジャーナルVet Recordに発表された論文にはあります。

生肉は危険なわりに効果は微妙なので、その代わりにちょっとお高めなウェットフードをあげたほうが良さそうです。

12.猫は窓から外を見るのが好き

多くの猫は、窓から外を見るのが好きです。

窓際に猫がいられるようなスペースを作ってあげましょう。

ちなみに猫が外を眺める理由としては、

  • 外を眺めてリラックス
  • 日が差し込んでぽかぽかするから窓際にいるだけ
  • 縄張りの安全確認
  • 外にある刺激(車や人、犬、鳥など)が面白いから

などが考えられています。

13.猫用の柵は必需品

猫は好奇心旺盛なので、家からするっと出ていってしまうことがあります。

安全を確保するために窓には網戸、玄関の前には猫用の柵をしっかり設置しましょう。

猫は高いところから落ちても大丈夫と思いがちですが、2階から落ちて重症をおった例もあります。

14.庭があれば、猫が安全に遊べるように柵をもうける

もし一軒家などで庭があれば、猫が外にでて遊べるようにするのは良い案です。

そのときはしっかり柵を設けて安全に遊べるようにしましょう。

逆に野良猫が入ってきてしまうとそれはそれで感染症の危険性があるのでその点も注意してください。

15.猫の頭数は、1匹か2匹がベスト

2匹の猫がいれば、あなたが留守中でも猫たちは寂しくありません。

1匹の猫だとしても、あなたが留守の間は寝てるのでさほど問題ではありません。

3匹以上は、健康面や相性問題などで非常に難しくなってきます。

保護猫の関係で多頭飼育してる方々を何人も知っていますが、ものすごく大変&医療費がめちゃくちゃ高いです。

家も大きくないとダメですし、お世話をするのも一苦労。

家族に迎える猫は1匹、多くても2匹にしておきましょう。

以上のことを守って、猫にできるだけ幸せになってもらいましょう!

ぼくらは猫のために生きている…!

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