【実食！】ロイヤルカナンユリナリーケア健康な尿を維持したい成猫用のレビュー

キャットフード、ロイヤルカナンケア

商品名が長い…！ｗ

今回試したのは、ロイヤルカナンケアの「健康な尿を維持したい成猫用」です。

実際に尿路結石（尿管に石ができちゃう病気。すごく痛い）ができて、病院にいった猫がいたので、そのコに試食してもらいました。

特徴としては、

ロイヤルカナンにしてはあんまり食いつきが良くなかった
尿路結石の形成を抑制するらしい
このキャットフードで尿路結石が治るわけではない
正直、尿路に問題がある場合はドライフードよりもウェットフードのほうが良さそう
猫に異変があったときはすぐに病院！

という感じになりました。

珍しく、あんまりオススメしません…。

ロイヤルカナンのほかのシリーズはいいので、このカリカリがちょっとイマイチという感じです。

詳しいレビューにいってみましょう！

【キャットフード実食！】ロイヤルカナンユリナリーケア健康な尿を維持したい成猫用のレビュー

まずは実際の食べっぷりを動画でチェック！

動画ダイジェスト

今回の試食を食べてもらうのは、尿路に結石ができちゃったこちらの猫くん。

痛みのせいで、下腹部を舐めまくってよけいに傷つけてしまうので、エリザベスカーラーを着けています。

もし猫になにか異常があったときは、自己判断しないですぐに病院で診察してもらいましょう。

飼い主の自己判断で決めちゃってるときも、猫は痛いわけですからね…。

とくに尿路結石はめちゃくちゃ痛く、一刻も診察してもらったほうが良いです。

ぼくも尿路結石になったことがあるんですけど、ハンパない痛みでした。

あれ以来、あの痛みの恐怖から水をなるべく多く摂るようにしています…。

このコの場合は、初診から１週間経ってだいぶ落ち着いてきたところです。

あとは普段のごはんに水分量をどれだけ多くするのか…というところ。

カリカリの場合、ちょっと塩っぱくしてお水を欲しくさせるタイプが多いみたいです。

水をあんまり飲みたがらないコは、わりと尿路結石ができる可能性が高いので心配ですよね。

人間も男性は11人に1人、女性は26人に1人の割合で発症するそうです。

ちなみに人間の場合は、肥満、高血圧、糖尿病などの人がなりやすいとのこと。

ぼくはそれのどれにも当てはまってないのに、水をとらなさすぎ＆ストレスで発症してしまいました。

ストレスってなにかにつけ人の体に悪影響を及ぼしてきますね。

このキャットフードは、ミネラルバランスを調整して尿路結石ができにくいようにしています。

とはいえ、水をあんまり飲まない猫はなにを食べてても尿路結石になりやすいので注意しましょう。

水分を直接ごはんから摂るのであれば、ドライのカリカリよりもウェットフードのほうが最適です。

さっそく食べてもらってるんですが、あんまり食いつきが良くない…？？

あ、なんか食べづらそうと思ったら、エリザベスカーラーをつけたままでした。

すまん…！ｗ

カーラーを外して仕切り直し。

さて、どれくらい食いつきが良いかな…？

うーん、あんまり美味しそうじゃないですね。

一応、口には入れてるんですけど、少量づつしか食べていません。

苦手なものをいやいや食べてる感があります。

やっぱり尿路結石のケアに最適化されてるだけあって、味はイマイチなのかな…。

あんまり美味しくないものを食べるくらいなら、ウェットのほうが良さそうですね。

【総合評価】ロイヤルカナンケア健康な尿を維持したい成猫用

総合評価はこんな感じ。

うーん、あんまりオススメはしません。

お値段も高級キャットフードと同じくらい高いです。

それならウェットフードをあげたほうがいい気がします…。

一般的な価格の目安

400ｇで950円でした。

100ｇあたり237円と高級キャットフード並みです。

食いつきが良ければまぁいいと思うんですけど、それがあんまり…。

そんなにこのカリカリのメリットを感じられませんでした。

【硬さ・大きさ・厚みの実測】

カリカリの形状は、四角っぽい形になっています。

横幅は9.12mmと平均よりも1mmくらい小さめです。

体力が弱った猫でも食べやすいようにかな…？

厚みは6.14mmで、平均より1mm太いです。

うーん、体力が弱ってたら逆に食べづらいような気もする…。

硬さは98HAで、ほかのキャットフードとほぼ変わらないレベルです。

ケア食だからといって柔らかいわけではありません。

【カロリーは高い？】

100ｇあたり376キロカロリーなので、ごくごく標準的なカロリーになっています。

とくにダイエット向けというわけではありません。

【安全性は高め？】

原産国はフランスです。

ロイヤルカナンは韓国にも工場を作ったことで一部で不評を買っていますが、キャットフードは韓国では製造されていないみたい。

今後どうなるかわかりませんが、とりあえずいまのところは問題ないですね。

※追記：韓国産のキャットフードもでてきました。

【成分・原材料】

成分	割合
たんぱく質	31％以上
脂質	11％以上
粗繊維	6％以下
灰分	7.3％以下
水分	6.5％以下
マグネシウム含有量	不明
炭水化物の推測値	38.2%前後

ごくごく平均的な成分です。

総合栄養食なのでここの値はほとんど変わりません。

食物繊維が12.1％と表記されてるのはいいですね。

原材料

肉類（鶏、七面鳥）、とうもろこし、植物性分離タンパク*、米、小麦、動物性脂肪、植物性繊維、コーングルテン、加水分解タンパク（鶏、七面鳥）、とうもろこし粉、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、魚油、マリーゴールド抽出物（ルテイン源）、アミノ酸類（DL-メチオニン、タウリン）、ミネラル類（Cl、Ca、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se）、ビタミン類（A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12）、酸化防止剤（BHA、没食子酸プロピル）*超高消化性タンパク（消化率90%以上）