ニュートロの穀物フリーなプレミアムキャットフード、ワイルドレシピです。
今回は、アダルトサーモンを試食しました。
さすがプレミアムキャットフードなだけあって、なかなか食いつきっぷりはよかった感じ。
動画でもバッチリ撮ってるのでぜひご覧ください。
ただ、食べるスピードは普通だったかな…。
ものすごくガツガツ食べてたって感じではなかったです。
素材は悪くないと思うので、プレミアムキャットフードの中ではいいほうだと思います。
【実食!】ニュートロ・ワイルドレシピの徹底レビュー!
まずは実際の食べっぷりを動画でチェック!
動画ダイジェスト
猫はなんといっても肉食動物。
肉食動物に合う食事と言えば、高タンパク&低炭水化物です。
ニュートロって、ナチュラルチョイスシリーズはなぜかチャックがないのに対し、ワイルドレシピはちゃんとチャック付き。
これはいいポイントです。
猫が本能的に求めるご飯は、なんといってもお肉!
お肉は高タンパクで、筋肉の元になります。
素材にサーモンをふんだんに使っているこのフード、お高いだけあって猫たちもグイグイ来ています。
わるくない出だしです。
キャットフードによっては猫たちがまったくよってこないときもあるので、これはいい感じ。
ただ、香料は無添加ではないみたいです。
プレミアムキャットフードなので、人工香料を使わずに天然でいってほしかったところ。
ですが、猫にとって消化が悪い穀類は入っていません。
安いキャットフードだと穀類でかさ増ししてコストダウンを図ってるものも結構あります。
正直、食べるスピードはそんなに早くありませんでした。
これは好みの問題もあるかな…。
今回のワイルドレシピはサーモンでしたが、ほかにチキンや白身魚もあります。
なんだかんだでしっかりと食べてくれました。
【総合評価】ニュートロ・ワイルドレシピ
ぼくの評価はこんな感じ。
決して悪くないと思います。
あとは猫の好みの問題かなぁ…。
一般的な価格の目安
400gで1109円でした。
100gあたり277円とかなりお高めになっています。
グランツやモグニャンよりも高い…!
ここまで高いのであれば、サーモンをどれくらいの割合で使ってるのかも明記して欲しいなぁ…。
【硬さ・大きさ・厚みの実測】
長さは10.32mmで、ごくごく平均的です。
厚みは4.71mmでこちらも平均そのもの。
硬さは88.5HAで、こちらもまた平均ぴったりくらいです。
【カロリーは高い?】
100gあたりのカロリーは380キロカロリーと少し高め。
でも特に問題があるわけではありません。
かなり太ってしまった猫の場合はあげる量を制限したほうがいいかな…というくらいです。
【安全性は高め?】
アメリカで作られているのでちょっと心配な方もいるかもですが、ちゃんと米国飼料検査官協会が規定する分析試験を行っています。
すごくいい!ってわけじゃないけど、ちゃんときっちり規則を守って作られている感じですね。
【成分・原材料】
成分 | 割合 |
たんぱく質 | 40%以上 |
脂質 | 18%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 10%以下 |
水分 | 10%以下 |
オメガ6 | 3%以上 |
オメガ3 | 0.3%以上 |
ビタミンE | 150IU/Kg以上 |
マグネシウム | 0.12% |
炭水化物の推測値 | 18%前後 |
総合栄養食なので、きっちり栄養は入っています。
そして驚くべきはタンパク質の多さ!
なんと40%も入っています。
これはかなりの高得点なポイント。
ワイルドレシピなだけあって、ワイルドですねぇ…。
原材料
サーモン(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク、鶏脂、エンドウマメ、タピオカ、ポテトタンパク、ビートパルプ、フィッシュミール、アルファルファミール、タンパク加水分解物、レンズマメ、亜麻仁、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)
ワイルドレシピのいいところ1:高タンパク
肉食の猫のために、高タンパクな配合となっています。
サーモンをたっぷり使うことで、40%のタンパク質を実現。
ちなみに、猫の体の固体分は60%はタンパク質でできています。
※人間の体は約16~20%
猫にとってタンパク質は非常に大切な栄養素です。
ワイルドレシピのいいところ2:穀物フリー(グレインフリー)
小麦やとうもろこし、米などの穀類は、量が多すぎると猫の消化に悪いものです。
ワイルドレシピではそういったものを使わず、消化性にすぐれたえんどう豆やポテトを使っています。
人間も消化に悪いものを食べてると胃がもたれてテンション下がったりしますよね…。
ワイルドレシピのいいところ3:サーモンを使用
サーモンのすり身をたっぷりと使っています。
ただちょっと気になるのが、チキンミールも使ってるところ。
このチキンミールは果たしてどのレベルの新鮮さなのかな…というのは気になります。
酸化防止剤も入ってるのも少し気になる感じ。
ごはんをあげる目安
体重 | 1日の給与量 |
1キロ | 25g |
2キロ | 35g |
3キロ | 45g |
4キロ | 55g |
5キロ | 65g |
6キロ | 75g |
7キロ | 85g |
8キロ | 90g |
9キロ | 100g |
10キロ | 105g |
【まとめ】ワイルドレシピはタンパク質の量が非常に多いフード
プレミアムなキャットフードなだけあって、こだわりが感じられるフードでした。
なんと言ってもタンパク質が40%入ってるのはいいですね。
気になる点としては、人工香料が入ってるかもしれないのと、酸化防止剤、あとは食いつきがちょっとスローペースだったことかな…。
総合的にはいいフードだと思います!
ほかのニュートロシリーズレビュー
ニュートロ ナチュラルチョイス アダルトターキー
- 主原料がターキー(七面鳥)のプレミアムキャットフード
- 人工的な着色料や化学合成物は不使用
- 主原料のターキーがどれだけ入ってるかは不明
ニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルトダック
- ナチュラルシリーズの穀物フリー(グレインフリー)バージョン
- 主原料はダック(カモやアヒル)と珍しい
- 袋が開けづらい&保存しづらい
1日の食費にプラス何十円かで買えてしまうプレミアムキャットフード
グランツ キャットフード
- なかなかいい食いつきを見せたキャットフード
- 天然素材だけなのに香りがよく、猫たちがすぐにやってくる
- 素材の73%がチキンとサーモン
ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
- 動物性タンパク質が非常に多く、猫の本能に訴えかける感じ
- 主原料はチキン、カモ、サーモン、マス
モグニャン キャットフード
- 原材料の63%が白身魚
- 魚の匂いがかなり強く、かつお節系の匂いが好きな猫におすすめ
- グレインフリー(穀物なし)で消化にも良い