【実食！】懐石zeppin５つのしあわせの徹底レビュー

日本ペットフードの懐石シリーズ、今回はzeppin５つのしあわせを食べてもらいました。

ちなみにzeppinシリーズは名前がまぎらわしくて、

• ５つのしあわせ
• ５つの楽しみ
• ５つの習慣
• ５つのごほうび
• ５つの優しさ

などがあります。

買うときは間違えないようにしましょう。

それぞれがまったく違う味のセットというわけではなく、重複してる味もあります。

さっそく５つのしあわせの実食レビューにいきたいと思います！

【実食！】懐石zeppin５つのしあわせの徹底レビュー

まずは実際の食べっぷりを動画でチェック！

動画ダイジェスト

懐石シリーズは小袋に分かれて入っているので、シケりづらいのが特徴。

日本産の安いキャットフードは、原材料のコストを抑えてパッケージを豪華にしてるものが結構多い気がします。

このシリーズはカロリーがかなり低めで、タンパク質も少なめになっています。

猫は肉食なのでタンパク質は多いほうが良さそうですが、ちゃんと総合栄養食なので生存に必要な最低限はしっかりと入っていますね。

タンパク質は、主にお肉やお魚に多く含まれています。

そのタンパク質が少ないということは、穀類の割合がかなり多いということかも。

穀類にもタンパク質は入っていますが、お肉やお魚ほどではありません。

穀類は非常に安くてコストを削減して利益を出せるので、日本のキャットフードの多くに入っています。

あんまり穀類が多すぎちゃうと猫の消化器官にはあまりよろしくないので、ほどほどのものが良さそう…。

もし猫が便秘になったり下痢が多かったりするのに病気ではない場合は、肉や魚メインのキャットフードに変えるのもいいと思います。

まず最初の味は、かつお節で包んだチーズ添え。

そして豚の燻製入り

どの味も、着色料を使っていてかなりカラフルになっています。

３つ目は本枯れ節添え。

本枯れ節というのは、かつお節の中でもお高いもののこと。

高級料亭などで使われますが、それがこのキャットフードにも入ってるみたいです。

激安のキャットフードの中にどれくらい入っているかは…この記事の下に撮影した画像があるのでそれを参考にしてみてください。

４つ目は、しらす添え。

しらすがまるっとそのまま入っています。

５つ目はさば節添え。

注意するべきは、この袋の中に乾燥剤も入っていること。

猫が食べちゃわないように取り除いてから食べさせましょう。

さっそく猫たちに試食してもらいました。

割と早めに食べ始めてくれて、味付けは悪くなさそうです。

ただ、まったく興味を示さない猫もいました。

完全に好みがわかれています。

魚系の味付けになってるので、お肉よりもお魚が好きな猫には良い感じですね。

魚系の味付けと言っても、主原料が魚というわけではありません。

主原料は穀類（とうもろこしなど）です。

人間が食べるスナック菓子、例えばかっぱえびせんは原材料は小麦粉がメインですけど、海老の味になってますよね。

それと同じような感じです。

食べ終わる速度は少しだけ遅かった感じがしましたが、ちゃんと完食してくれました。

ほかのキャットフードとの原材料比較

例として、１日あたりの食費が150円前後の価格帯のプレミアムキャットフード、ジャガーと比べてみます。

ちなみに懐石zeppin５つのしあわせは100ｇあたりおよそ128円でした。

主な原材料の比較はこうなっています。

懐石zeppin５つのしあわせ	ジャガー
穀類（とうもろこし、中白糖、コーングルテンミール、小麦粉、ホミニーフィード）	骨抜きチキン生肉
魚介類（フィッシュミール、まぐろ節、フィッシュパウダー、かつお削り節など）	鴨（かも）生肉
肉類（ミートミール、チキンミール、豚ハツ削り）	乾燥チキン
油脂類	乾燥鴨肉
大豆ミール	生サーモン
チーズ	生マス
オリゴ糖	じゃがいも
野菜類（キャベツパウダー、人参パウダーなど）	卵
ミネラル類	さつまいも

入ってるものが多い順になっています。

中白糖というのは、ぼくらが食べてる上白糖（砂糖）の安いやつで、ホミニーフィードは家畜のエサによく使われるものです。

価格が違うとこれだけ食材の差がでます。

人間で例えるなら、スナック菓子とレストランの食事くらいの差があるかも。

懐石zeppin５つのしあわせは主成分が穀類でお肉はミール系なのに対し、ジャガーはメイン食材に生肉や乾燥肉をしっかりと使っていますね。

毎日のごはんとして考えると、できれば本物のお肉やお魚を主原料にしたもののほうがいいかなぁとぼくは思ったりもします。

栄養価的には、懐石zeppin５つのしあわせも総合栄養食なので問題ありません。

【総合評価】懐石zeppin５つのしあわせ

この価格帯としては悪くない感じです。

猫たちからの評判も、好き嫌いはありましたがおおむね良いです。

タンパク質が少ないのと穀類が多そうなのがちょっと気になるところではあります。

一般的な価格の目安

購入価格は220ｇ入りで283円でした。

100ｇあたり128円と安いですね。

【硬さ・大きさ・厚みの実測】

キャットフードのカリカリを見てみましょう。

まずはしらす添えから。

実際にちょこっと入っています。

ちゃんと１匹まるまるのもありますね！

ただ量的にはカリカリのほうが圧倒的に多いので、猫がこれをうまいと思うかどうか、わかるかどうかは微妙な感じかも。

続いて高級食材の本枯れ節。

たしかに、ごくごく薄く小さいですが本当に本枯れ節っぽいものが入っています。

これもかなり量が少ないので、味的にわかるかどうか難しい気がします。

豚の燻製は、写真中央から左下にある薄いのがそうです。

うーん、これも味がわかるかな…？

残りの２種類の味も見てみましょう。

こちらがさば節。

かなり量は少ないです。

安いキャットフードだから仕方ないか…。

これは一番わかりやすいかも。

かつお節で包んだチーズです。

四角いのでパッと見てすぐにわかりますね。

ものすごく小さいので、猫によってはそのまま飲み込んじゃって味がわからなそうな予感もするような…ｗ

カリカリの長さ計測です。

一番長そうなものだと、11.23mmでした。

平均よりも1mmほど長いです。

厚みは4.12mm。

平均よりは少し薄いですが、ほぼほぼ変わらないと言っていいと思います。

硬さ測定は、82HAと平均的でした。

【カロリーは高い？】

100ｇあたり340キロカロリーとかなり低めです。

高カロリーなシーバDUOは405キロカロリーなのでその差は結構大きい！

そう考えると、ダイエット中の猫にはいいのかも…。

さらにカロリーが低いキャットフードとしては、サイエンスダイエットもあります。

【安全性は高め？】

原産国は日本です。

悪くはないと思いますが、日本は基準が厳しい国かというと…うーん。

【成分・原材料】

成分	割合
たんぱく質	27％以上
脂質	9.5％以上
粗繊維	4.0％以下
灰分	9.0％以下
水分	10％以下
炭水化物の推測値	40.5％前後

総合栄養食の範囲内なので、数値的には問題ありません。

このキャットフードと水だけで猫は生きていける…という基準に入っています。

ただ、ここまでタンパク質が少ないキャットフードも珍しいですね。

５つの味ですが、原材料表記はまとめて記載されています

穀類（とうもろこし／中白糠／コーングルテンミール／小麦粉／ホミニーフィード）／魚介類（フィッシュミール／まぐろ節／フィッシュパウダー／かつお枯れ節削り／しらす／さば節削り／かつお節パウダー）／肉類（ミートミール／チキンミール／豚ハツ削り）／油脂類（動物性油脂／フィッシュオイル／植物性油脂）／大豆ミール／チーズ／オリゴ糖／野菜類（キャベツパウダー／にんじんパウダー／ほうれん草パウダー／かぼちゃパウダー）／ミネラル類（カルシウム／リン／カリウム／ナトリウム／塩素／鉄／銅／マンガン／亜鉛／ヨウ素）／ビタミン類（A／D／E／K／B1／B2／B6／パントテン酸／ナイアシン／葉酸／コリン）／アミノ酸類（メチオニン／タウリン）／食用黄色4号／食用赤色3号／食用青色1号／食用黄色5号／食用赤色102号／酸化防止剤（ローズマリー抽出物）

ごはんをあげる目安

年齢	1日の給与量
2キロ	35ｇ
3キロ	45ｇ
4キロ	55ｇ
5キロ	65ｇ

あげる量は5ｇ刻みですが、小袋の量は22g。

ちょっと計算が面倒です。

おおらかな性格でこういう細かい数字は気にならない方だといいですが、ぼくみたいにg単位であげたいタイプだとちょっと困りますｗ

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【まとめ】食いつきはよかったが、好みがわかれるのとタンパク質が少ないのが気になる

いままで懐石シリーズはさほど食いつきが良くない感じでしたが、今回のはガツガツと食べてくれました。

まったく興味を示さなかった猫もいましたが、こればかりは食べさせてみないとわかりません。

タンパク質はキャットフードの中でもかなり少ないほうです。

肉食動物なのである程度タンパク質は多いほうがいいような気もするんですが、総合栄養食の認定もあるので問題ない…はずです。

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