マースジャパンのシーバDUOシリーズから、魚介とお肉のチーズ味セレクションを試食してもらいました。
チーズ味とありますが、原材料を見るとかなり下の方にチーズパウダーという表記があります。
原則として、原材料は多い順に書かれているはずなので、チーズ成分はあんまり多くなさそう…。
ちょっとした隠し味的な感じですね。
とはいえシーバDUOシリーズ、今まで試した時は猫たちの食いつきが良かったのも事実。
果たして今回も食いつきが良いのか、まるっとレビューしていきます!
ぜひ猫ちゃんのご飯選びの参考にしてみてください~。
【実食!】シーバDUO魚介とお肉のチーズ味セレクションの徹底レビュー!
まずは実際の食べっぷりを動画でチェック!
動画ダイジェスト
シーバDUOシリーズは、袋が小分けされて入っています。
20gずつで12袋、味の種類別に3つづつ入っている感じ。
チーズ味ということで、カロリーが高そうな感じですが、実際に結構高め。
とは言っても、シーバDUOシリーズはだいたいどれも100gあたり405キロカロリーとなっています。
どれを選んでも同じカロリーなのは、主原料がほぼ似ているためにカロリーが変わらないのと、調整して405キロカロリーで統一させてるんだと思います。
主な原料は、チキンミール、豚副産物、チキンエキスやささみエキス、それにとうもろこしや米、小麦です。
Amazonで書かれている表記とパッケージの表記が違うので注意!
おそらくAmazonのほうはほかのシリーズと間違えてるのかも…?
今回はパッケージに記載されていた原材料を参考にしています。
シーバDUOシリーズは今回で4つめですが、果たして食いつきがまたもや良いのかな…?
シーバDUOはどれもカリカリの中にクリーム状のものが入っています。
クリームと言っても、とろ~っとしてるわけではなくやわらかいものが入っている感じ。
言葉だけだとわかりづらいので撮影してみました。
カリカリの中に入ってる白いのが見えると思います。
二重構造になってるため、普通のカリカリよりはかなり柔らかめな食感。
顎が弱ってる猫にはいいかも。
4種類の味の一つ、贅沢サーモン。
贅沢って書いてありますが、主原料がサーモンってわけではなさそうです。
原料のところにはサーモンミールとだけ書かれているので、新鮮な素材を使ってるのかも不明。
たぶん、語感が良いから贅沢ってつけただけかな…?
そしてかつお味はカツオエキスで味付けされています。
どの味も魚の成分よりチキンミールや豚副産物の割合のほうが多く、実はチキン味的な感じになってるような気がしないでもありません笑
ちなみに豚副産物というのは、人間が食べる食用肉をとったあとに残るものをいいます。
具体的には骨、内蔵、脂、皮、血になります。
もうちょっといいキャットフードになるとヒューマングレードと言って原材料が人間が食べるものと同じレベルになっていきます。
さっそく猫たちに試食してもらうと…いい感じの食いつきっぷり!
やっぱりシーバDUOの味付けは猫たちに好評です。
どの味もまんべんなく食べられていて、嫌われてる味はなさそうでした。
とはいえこれは猫の好みの問題でもあるので、もしかしたらまったく食べない味もあるかも…。
人間もカロリーが高いごはんは人気ですが、やはり猫もカロリーが高いものを好むのかもしれません。
猫は肉食なので、さらにタンパク質が高いとより好みにあってる感じもします。
シーバDUOのタンパク質は30%ほどでもうちょいランクが上のジャガーキャットフードは38%ほど。
ついでに原材料の比較もしてみましょう。
ほかのキャットフードとの原材料比較
例として、1日あたりの食費が150円前後の価格帯のプレミアムキャットフード、ジャガーと比べてみます。
ちなみにシーバDUOは100gあたりおよそ161円でした。
主な原材料の比較はこうなっています。
シーバDUO魚介とお肉のチーズ味セレクション | ジャガー |
肉類(チキンミール、豚副産物、チキンエキス、ささみエキス等) | 骨抜きチキン生肉 |
穀類(とうもろこし、米、小麦等) | 鴨(かも)生肉 |
油脂類 | 乾燥チキン |
酵母 | 乾燥鴨肉 |
ビートパルプ | 生サーモン |
魚介類(サーモンミール、かつおエキス、ずわいがにエキス等) | 生マス |
野菜類(ほうれん草、グリーンピース、にんじん) | じゃがいも |
チーズパウダー | 卵 |
ビタミン類 | さつまいも |
入ってるものが多い順になっています。
価格が違うとこれだけ食材の差がでます。
人間で例えるなら、スナック菓子とレストランの食事くらいの差があるかも。
シーバDUOはお肉成分がミールや副産物、エキスなのに対し、ジャガーのメイン食材は生肉や乾燥肉をしっかりと使っていますね。
毎日のごはんとして考えると、できれば本物のお肉やお魚を主原料にしたもののほうがいいかなぁとぼくは思ったりもします。
栄養価的には、シーバDUOも総合栄養食なので問題ありません。
ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
- 動物性タンパク質が非常に多く、猫の本能に訴えかける感じ
- 主原料はチキン、カモ、サーモン、マス
【総合評価】シーバDUO魚介とお肉のチーズ味セレクション
ぼくの評価はこんな感じ。
やはりねこからの評判は高いキャットフードだと思います。
カロリーが高いのがやっぱり気になる点ではありますね…。
あげる量を気をつけたらいいだけなんですけど、ついついおやつとかもあげちゃっていつの間にかふくよかになってたり…しませんか?笑
一般的な価格の目安
購入した価格は355円でした。
100gあたりの計算だと147円ほど。
安い部類のキャットフードにしてはちょっとお高めです。
個別包装されてる手間もあるし、価格に関しては仕方ないかも…。
【硬さ・大きさ・厚みの実測】
4種類のカリカリを比較してみました。
どれも着色料が入ってるので、色がそれぞれ着色されています。
一番長そうなカリカリを測ってみました。
長さは13.56mmとかなり長めです。
平均の10mmより3.56mmほど長いですね。
厚みは6.09mmとこれも平均より1mmほど厚めになっています。
二層構造になってるので、これくらいの厚みは必要というわけですね。
硬さ測定は、測定する針が簡単にカリカリに刺さるくらいに柔らかいです。
【カロリーは高い?】
100gあたり405キロカロリーです。
ドライなキャットフードの中では、トップレベルのカロリーの高さになります。
太りすぎないように注意しましょう。
【安全性は高め?】
原産国はカナダとなっています。
日本よりもしっかりしてそうな感じで悪くないかな…。
【成分・原材料】
成分 | 割合 |
たんぱく質 | 30%以上 |
脂質 | 17%以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 |
灰分 | 10%以下 |
水分 | 12%以下 |
炭水化物の推測値 | 26%前後 |
普通の総合栄養食とあまり違いはありません。
必要最低限の栄養はしっかりと入っています。
原材料
肉類(チキンミール、家禽ミール、牛・羊副産物、チキンエキス、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、油脂類、酵母、ビートパルプ、野菜類(にんじん、じゃがいも、いんげん)、魚介類(サーモンエキス、かつおエキス、ずわいがにエキス等)、チーズパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mn、Na、Se、Zn)、アミノ酸類(タウリン)、着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)
ごはんをあげる目安
年齢 | 1日の給与量 |
2キロ | 30g |
3キロ | 40g |
4キロ | 50g |
5キロ | 60g |
6キロ | 70g |
【まとめ】さすがのシーバDUO。食いつきはいつもどおりよかった
スーパーで売ってるタイプのキャットフードの中では、トップクラスの食いつきの良さです。
カロリーが高いのがちょっと気になるところですが、逆に栄養素が不足してるようなことはありません。
原材料はコストの関係もあって、いいものを使ってるというわけではないです。
お魚味というのも味付けのことであって、原材料に魚が多く含まれているというわけではありません。
ただ、猫たちにとって好きな味付けになっているのはたしかです。
ほかのシーバDUOシリーズのレビュー
シーバDUO 贅沢シーフード味セレクション
- シーバDUOならではの食いつきの良さ
- カロリーはトップレベルの高さ
- 中を割るとクリーミーで全体的にやわらかい
シーバDUO贅沢お魚味グルメセレクション
- シーバDUOにしては食いつきがいまいちなものがあった
- カロリーはかなり高め
- 2層構造のカリカリなので、柔らかい
1日の食費にプラス何十円かで買えてしまう本物食材のプレミアムキャットフード
グランツ キャットフード
- なかなかいい食いつきを見せたキャットフード
- 天然素材だけなのに香りがよく、猫たちがすぐにやってくる
- 素材の73%がチキンとサーモン
ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
- 動物性タンパク質が非常に多く、猫の本能に訴えかける感じ
- 主原料はチキン、カモ、サーモン、マス
モグニャン キャットフード
- 原材料の63%が白身魚
- 魚の匂いがかなり強く、かつお節系の匂いが好きな猫におすすめ
- グレインフリー(穀物なし)で消化にも良い