マースジャパンのシーバDUO、香りのまぐろ味セレクションを猫たちに試食してもらいました。
これはマグロっぽい味付けが4種類入っているというもの。
特徴としては、
- 20gの小分けが12袋入っていてシケらない
- 主原料はチキンミール、豚副産物などで、まぐろではない
- まぐろはマグロエキスによるもので、あくまでもまぐろ味
- 着色料は入ってる
という感じ。
さっそくレビューにいってみましょう!
【キャットフード実食!】シーバDUO香りのまぐろ味セレクションのレビュー
まずは実際の食べっぷりを動画でチェック!
動画ダイジェスト
パッケージを開けると、4種類の色に分かれたそれぞれの味が入っています。
まずは、「香りのまぐろとたい味」そして「香りのまぐろとほたて味」を試してみましょう。
おおっ、なんかいい感じに食べてますね。
ちなみにこちら、どの味でも主原料は変わりません。
使用するエキスを変えることで、味の違いを演出しています。
例えば、うまい棒のめんたい味とチーズ味みたいな感じ。
ポテトチップスも、原材料はほぼ一緒ですけど味の違いがあったりしますよね。
このキャットフードも、あくまでも”まぐろっぽい味がする”という意味合いでのまぐろ味です。
ぼくはうまい棒のめんたいとチーズ味が好きなんですが…完全にどうでもいい情報ですねw
それぞれすぐに完食しました。
量もおやつ程度にしてるので、あっという間でしたね。
残りの2種類にいってみましょう!
「香りのまぐろと鶏ささみ味」と「香りのまぐろとずわいがに味」です。
まぁ、表面的な味付けが違うだけなのでとくに食いつきに大きな差はありません。
そこそこ好評な様子。
微妙に「香りのまぐろと鶏ささみ味」が不評なようです。
ここらへんはネコたちの好みによって少し分かれそう。
【総合評価】シーバDUO香りのまぐろ味セレクション
そこそこいいかなーという感じですが、お値段がちょっと高いかなぁ…。
小分けされてるので、主食というよりはたまにあげるおやつ的な感じに使うのがいいかも。
ただしカロリーは結構高めなので、あげすぎに注意しましょう。
一般的な価格の目安
240gで388円でした。
100gあたり161円という計算になります。
うーん、安いキャットフードの中ではちょっとお高め。
価格帯は中の上って感じです。
やっぱり2層構造になってる分、コストがかかるのかも知れません。
主原料自体は安いキャットフードとさほど変わらないです。
【硬さ・大きさ・厚みの実測】
まずは香りのまぐろとたい味。
横幅は11.67mmでちょっとだけ大きめ。
厚みは5.31mmでほぼ標準的です。
そして「香りのまぐろとほたて味」
13.43mmで結構大きめ。
これはただ単に粒の個体差が激しいだけという感じもします。
厚みは6.52mmと太めですね。
「香りのまぐろとずわいがに味」
11.73mmでさほど変わらずです。
厚みも5.9mmとまぁこんなもんだよな、という感じ。
最後は「香りのまぐろと味わい鶏ささみ味」
測る前から予想はついてましたが、11.76mmと他の味と変わりません。
厚みは6.72mmと太めです。
粒の拡大図はこんな感じ。
中が2層構造になっていて、全体的に柔らかめなキャットフードとなっています。
これが2つに割ってみたところ。
中に半練り状態のペースト的なのが入ってますね。
【カロリーは高い?】
100gあたり405キロカロリーと、キャットフードの中ではトップクラスに高いです。
あげ過ぎ注意!
ハンバーガーやタピオカと一緒で、カロリーが高いものは美味しく感じやすいのだ…。
【安全性は高め?】
原産国はカナダで悪くない感じです。
主原料はチキンミールや豚副産物、チキンエキスととうもろこしなど。
こういった安いキャットフードは穀類(とうもろこしなど)が入っています。
豚副産物というのは、人間が食べない部分を活用しています。
骨、内蔵、油、皮などですね。
安全性はちゃんと指定どおりに作られていれば問題ありません。
あとはどういったものを普段から食べさせたいかによってきます。
シーバは猫の体に悪いという話もネットではあります
実際どうなのか、詳しく検証してみたわ
気になる人はこっちの記事もおすすめにゃ!
【成分・原材料】
成分 | 割合 |
たんぱく質 | 30%以上 |
脂質 | 17%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
灰分 | 10%以下 |
水分 | 12%以下 |
マグネシウム含有量 | 0.13% |
炭水化物の推測値 | 26%前後 |
炭水化物は26%と安いキャットフードとしては少なめなほうです。
その他の項目はよくあるキャットフードの総合栄養食って感じです。
原材料
肉類(チキンミール、家禽ミール、牛・羊副産物、チキンエキス、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、油脂類、酵母、魚介類(まぐろエキス、ずわいがにエキス、たいエキス、ほたてエキス等)、野菜類(にんじん、じゃがいも、いんげん)、チーズパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mn、Na、Se、Zn)、アミノ酸類(タウリン)、着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、香料
【食いつきの良さ】
食いつきの良さはなかなかよかったです。
さすがネコの好きな味付けをわかってるメーカーといったところ。
ただ、かなり柔らかめなので毎日これだとアゴが弱くならないかなーと心配にはなります。
1日にあげる量の目安
猫の体重 | 1日の量の目安 |
2キロ | 30g |
3キロ | 40g |
4キロ | 50g |
5キロ | 60g |
6キロ | 70g |
カロリーが高いせいか、1日の量はすこし少なめになっています。
ということは…さっきの成分表は100gあたりを基準としてるので、栄養価は相対的に少なくなるのかも。
【いいところ】
ほかのキャットフードと食感が違う
2層構造になってるだけあって、硬さが全然違います。
いつも普通のカリカリだけ食べてる猫にはちょっとした気分転換になるかも。
【気になるところ】
カロリーが高め
やはり毎日これだけとなると、カロリーが高いのが気になります。
1日にあげる量を少なくしたとしても、そうするとほかの栄養素も少なくなっちゃいますし…。
やっぱりこれは日常的なご飯というよりも、おやつ的な感じのほうがいいと思います。
【口コミまとめ】
Amazonでの口コミ
一箱で色々な味があるので、猫も飽きないのではないかと思います。
カリカリというよりは、サクサク音を立てて食べてます。
一食ずつ個別包装の良さは以下の通りです。
・体重毎に、一日何本あげていいか書いてあるので分かりやすい
・湿気ずに衛生的
・あげる側も、その時々で味を選べて楽しめる
いつも新鮮なお水をたっぷり傍らに置いて、お皿も清潔にして、これをあげてます。
真夏は、水分の多いパウチものを好んで食べていましたが、それ以外の季節には、これも大好きなようで、よく食べます。
昨日あたりから、8月ではないような涼しさのせいか、盛夏にはあまり食べなくなっていたこの「カリカリ」を、また、食べるようになりました。
小分けされて入っていて便利なため、ネコたちだけでなく私も、気に入っています。
数匹おり、体質的に合わず、嘔吐した。
まず粒が大きいのが気になる。
大型、外国猫用かもしれない。
コマーシャルほど、猫には人気ない。
【まとめ】おやつに良さそうなキャットフード
20gで小分けにされてる点、食感がほかのカリカリと違う点などを考えると、おやつとして使うのがいいと思います。
ぼくらがポテトチップスやチョコを食べるのと一緒な感覚ですね。
ただやはり、カロリーの高さには注意です。
猫が太ってしまわないよう、体重管理には気をつけましょう!
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シーバDUO 贅沢シーフード味セレクション
- シーバDUOならではの食いつきの良さ
- カロリーはトップレベルの高さ
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シーバDUO魚介とお肉のチーズ味セレクション
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シーバDUO贅沢お魚味グルメセレクション
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1日の食費にプラス何十円かで買えてしまうプレミアムキャットフード
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- なかなかいい食いつきを見せたキャットフード
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ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
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モグニャン キャットフード
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