日本でトップレベルの知名度を誇るモンプチ。
そのモンプチから「4つのお魚とお肉バラエティ」を今回は試食してもらいます。
なかなかに衝撃的な動画が撮れたので、ぜひ動画でもご覧ください。
それではレビューにいきましょー!
【実食!】モンプチ4つのお魚とお肉バラエティの徹底レビュー!
まずは実際の食べっぷりを動画でチェック!
動画ダイジェスト
今回買ったパックは、240gタイプで、20gが12袋入っています。
小分けにされてるので保存が便利!
それぞれ4種類の味が3つづつ入って、計12袋という感じです。
どの味も、主原料は穀類(とうもろこしや小麦など)となっています。
パッケージに書かれてる「お魚とお肉味」というのはあくまでも風味というかテイストという要素が強い感じですね。
穀類の次に多いのが家禽ミールと言って、人間が食べない部位(骨など)も使われています。
4つの味のうち、1つめは「チキンパウダー入り」
チキン入り、じゃなくてパウダーとして入ってますよ、とかなり正直に書いています。
2つ目はほぐし小魚入り。
小魚ってほかの安いキャットフードにも入ってるんですが、猫によってはまったく食べないコもいたりします。
安いキャットフードは大抵、着色料を使ってカラフルにしています。
これはコスト重視で買うお客さんの趣味趣向を反映してる感じかな…?
そして安いカリカリの特徴は、着色料のほかにも穀類が多いこと。
穀類を使うとコスト削減になるので、大抵の安価なキャットフードに使われています。
3つ目はビーフパウダー!
これもちゃんとパウダーって書かれているのが正直でいい感じ。
さぁ、この4種類、猫たちの食いつきが良いのはどれでしょう…!
と、床にお皿をおいたとたんにみんな寄ってきてカオス状態にw
どの味が人気という感じでもなく、「カリカリだー!!」って感じで寄ってきてます。
一応、味付けは4つに分かれてますが、猫にとってはそんなに差がないのかも?
まぁ、穀類が主原料なのはどれも同じなので、そんなに猫たちにしてみればパウダーで味付けしてる差はさほど気にならないってことかな…。
とはいえ、どの味付けも猫たちに好まれるテイストになってるのは間違いなさそうです。
みんな勢いがすごいw
今回あげた量は、試食なのでそれぞれ15gほどにしました。
少なめだからこそよりみんな集まってきたのかも。
4種類ともあっさりと完食しそうな勢いです。
どの味も良かったと思いますが、強いていうならかつお節がちょっと残り気味でした。
味付けはさすがモンプチというか、猫たちに好まれるテイストになっていました。
原材料のグレードもさらに上だったら、文句なしなのですがコスト的に難しいのかな。
【総合評価】モンプチ4つのお魚とお肉バラエティ
ぼくの総合評価はこんな感じです。
猫たちからの評判は概ね良いと思います。
お値段は…安いキャットフードの中ではちょっとお高めかな。
おやつとしてあげるにはそこそこ良いキャットフードだと思います。
ほかのキャットフードとの原材料比較
例として、1日あたりの食費が150円前後の価格帯のプレミアムキャットフード、ジャガーと比べてみます。
主な原材料の比較はこうなりました。
モンプチ 4つのお魚とお肉バラエティ | ジャガー |
穀類(小麦、コーングルテン、米) | 骨抜きチキン生肉 |
肉類(家禽ミール、チキンパウダー、ビーフパウダー) | 鴨(かも)生肉 |
魚介類(小魚、フィッシュパウダー) | 乾燥チキン |
動物性油脂 | 乾燥鴨肉 |
たんぱく加水分解物 | 生サーモン |
脱脂大豆 | 生マス |
混合エキスパウダー | じゃがいも |
ミネラル類 | 卵 |
ビタミン類 | さつまいも |
着色料 | えんどう豆 |
入ってるものが多い順になっています。
価格が違うとこれだけ食材の差がでます。
人間で例えるなら、スナック菓子とレストランの食事くらいの差があるかも。
毎日のごはんとして考えると、どちらをあげたいかは一度考えてみるのも良いかもしれませんね。
ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
- 動物性タンパク質が非常に多く、猫の本能に訴えかける感じ
- 主原料はチキン、カモ、サーモン、マス
一般的な価格の目安
240gで315円でした。
100gあたり131円となります。
たしかに安い…のですが、安いキャットフードの中では上のほうな感じ。
ちなみに1日あたり60円ほどの食費目安となります。
プレミアムなキャットフード(上で紹介したジャガーなど)は160円ほどなので、100円前後の差ですね。
一日100円くらいなら、プレミアムなキャットフードをあげてもいいかも…?
【硬さ・大きさ・厚みの実測】
4種類、それぞれの内容はこんな感じになります。
一つずつ見ていきましょう。
こちらがかつお節入り。
カリカリに長方形のものがくっついてますが、それがかつお節です。
こちらがほぐし小魚入り。
かなりほぐされてて、魚っぽい原型は見当たりませんでした。
下のほうに、小魚のあたまっぽいものがあります。
そしてこちらがチキンパウダー入り。
見た目はさほどほかのものと変わりありません。
どれも着色料が入ってるので、カラフルになっています。
そして最後が、ビーフパウダー入り。
形がどれも面白い感じです。
ちなみにカリカリの形が違うことによる猫の食いつきの違いはほとんどないと思います。
大きめの粒の長さを測ってみたら13.78mmもありました。
平均が10mmほどなのでかなり大きめです。
厚みは3.88mmと平均よりも1mmほど薄くなっています。
個体差がかなりあるので、ほぼ平均的な厚みと言ってもいいかも。
硬さは77HAでした。
これを測るときにカリカリが割れてしまったりもしたので、通常のカリカリよりもすこし柔らかめな印象です。
【カロリーは高い?】
100gあたり368キロカロリーです。
平均的な数字なのでとくになんということもありません。
【安全性は高め?】
原産国はオーストラリアとなっています。
日本よりも基準が厳しそうですが、日本向けに出荷してるものなのでそんなに基準に差がでなさそうな気もします。
モンプチはシリーズによって国産だったりオーストラリア産だったりと様々です。
【成分・原材料】
成分 | 割合 |
たんぱく質 | 31%以上 |
脂質 | 14.7%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
灰分 | 9%以下 |
水分 | 12%以下 |
炭水化物の推測値 | 28.8%前後 |
普通の総合栄養食とあまり違いはありません。
プレミアムなキャットフードは原材料にお肉やお魚をふんだんに使用しているのでタンパク質が40%近くありますが、安いキャットフードはだいたい30%ほどになります。
原材料
穀類(小麦、コーングルテン、米)、肉類(家禽ミール、チキンパウダー、ビーフパウダー)、魚介類、動物性油脂、たんぱく加水分解物、脱脂大豆、混合エキスパウダー、ミネラル類、ビタミン類、着色料、アミノ酸類
モンプチ4つのお魚とお肉バラエティのいいところ:味付けが良い
猫たちの食いつきは悪くない感じでした。
さすがモンプチ…というところ。
ただ、ちょっと気になるのが味の濃さです。
もし味が濃いために猫たちの食いつきが良いとした場合、本物の食材をあげたときに見向きもしなくなる可能性があります。
人間で例えるなら、ジャンクフードを食べすぎて濃い味になれてしまったために、お刺身などの味がわからなくなってしまう…的な感じだと想像しやすいかも。
モンプチも悪くない選択だと思いますが、本物の食材(お魚やお肉など)をメインにつかったプレミアムなカリカリを食べさせてあげるのも悪くない方法だと思います。
ごはんをあげる目安
体重 | 1日の給与量 |
1.2~2.5キロ | 1~2袋 |
2.5~3.5キロ | 2~3袋 |
3.5~5キロ | 3~4袋 |
5~6キロ | 4~5袋 |
小分けにされてる分、ほかのカリカリよりもかなりざっくりとした目安になっています。
あげすぎて太ってしまわないように注意しましょう。
【まとめ】安いキャットフードの中では食いつきが最高かもなモンプチ
穀類メインの安いキャットフードの中では、食いつきがかなり良いモンプチ。
シーバDUOと同じくらい食いつきいいんじゃないかな…。
あとは猫の好みによって選ぶ感じですね。
ただ、ぼくとしては一回は本当のお肉やお魚を使ったプレミアムキャットフードも試してほしいとは思います。
この下におすすめのものを3つ紹介してるので、ぜひそちらもチェックしてみてください~。
ほかのモンプチシリーズのレビュー
モンプチ毛玉ケア 5種のブレンド
- 猫たちの食いつきは良かった
- 原材料が安いキャットフードによくある穀類、家禽ミール主体
- 毛玉ケアは過度の期待は禁物(医療用の食事ではない)
モンプチ4つのうれしい贅沢バラエティ
- 猫たちの食いつきはよかったが食べるペースはそんなでもなかった
- カニカマが一番人気がなかった
- 家禽ミールを使ってるのがちょっと気になる
1日の食費にプラス何十円かで買えてしまうプレミアムキャットフード
グランツ キャットフード
- なかなかいい食いつきを見せたキャットフード
- 天然素材だけなのに香りがよく、猫たちがすぐにやってくる
- 素材の73%がチキンとサーモン
ジャガー キャットフード
- 8匹の猫たちに食べてもらった結果、みんなに大好評で最高の食いつき
- 動物性タンパク質が非常に多く、猫の本能に訴えかける感じ
- 主原料はチキン、カモ、サーモン、マス
モグニャン キャットフード
- 原材料の63%が白身魚
- 魚の匂いがかなり強く、かつお節系の匂いが好きな猫におすすめ
- グレインフリー(穀物なし)で消化にも良い